上司に悪い報告をしなければいけないときがあります。
仕事ではトラブルがつきもの。
悪い報告をしたがる人はいません。
悪い報告はゼロにしたいものですが、なかなか難しいのが現実です。
当然ですが、黙ったままというわけにもいきません。
悪い報告をしなければいけないときは、大きなストレスがあります。
怖い上司であれば、なおさら報告しにくいはずです。
悪い報告をするとき、言い訳から始める人がいます。
「実は調子が悪くて思うようにいかず、またこういう事情もありまして……」
悪い報告のショックを少しでも和らげようと、まず言い訳から始めます。
結論は後回しにして、ぐだぐだ言い訳ばかりです。
これは良くありません。
言い訳から始めると、回りくどい印象を与え、上司をいらいらさせてしまいます。
自己保身・責任回避の印象も強くなるため、ますます上司を不機嫌にさせることになる。
「結論は何だ。はっきり言ってくれ!」と叱られるのがオチです。
結論から話すのがマナーとわかっていても、悪い報告をするときは、つい結論を後回しにしがちです。
悪い報告は、スピードが命です。
対処ができることも、報告が遅くなると手遅れになる可能性があります。
悪い報告であればあるほど、一刻も早い報告が求められます。
悪い報告をするときは、まず結論から始めましょう。
最初にずばっと言ってしまうのです。
ビジネスでは結論から話すのがマナーですが、悪い報告のときも同様です。
悪い報告ほど、最初に言ってしまうのがベストです。
驚かれたり叱られたりするかもしれませんが、それが正しい順番です。