「もしかして、レンタルできないか?」
こう思いながら、一度部屋を見渡してみましょう。
いつか使う日のために、部屋の中に保管されているものが数多く存在します。
そのほとんどが、レンタルが可能なものばかりなのです。
スキューバダイビングをするからとはいえ、道具を部屋に置くのは、広いスペースをとられることになり、邪魔です。
あらためて考えると、スキューバダイビングの道具は、レンタルが可能です。
使う日がはっきりわかっていないにもかかわらず、部屋の中にずっと保管しておく必要はありません。
着物やドレスも同じです。
成人式・結婚式・パーティーなど使う日は、1年に数回程度です。
いえ、人生にたった1回のときさえあります。
にもかかわらず、たったその日だけのために部屋のスペースを大きく占有されてしまうのは、部屋を物置にしてしまうことです。
整理整頓の前に、まず部屋を物置小屋から普通の部屋に戻してあげることです。
レンタルできるものは、レンタルに頼ってしまったほうが、部屋はすっきり整理されるのです。
部屋の整理を邪魔しているのは「いつか使うかもしれない物」ばかりです。
私の部屋には以前、たくさんのビデオが置かれていました。
自分で気に入ったビデオを買い、部屋の中に置いていました。
しかし、見るとはいえ、ごくたまにだけです。
たまにしか見ないにもかかわらずビデオをずっと部屋の中に置き続けていることに違和感を抱き、ある日、思い切って捨てました。
本当に見たいときは、ビデオ屋でレンタルをするようにしています。
今は、何でもレンタルができる時代です。
「使うときだけレンタル」という発想をすれば、部屋はさらに片付きます。