この世のすべての人に与えられている、素晴らしい宝物があります。
心です。
人間なら、持っていない人はいません。
まず、きれい生活を送れている人は、みんな敏感な心の持ち主です。
日常生活の中にある、いろいろなことに敏感に反応します。
つまり「気づくセンサー」を持っているのです。
気づくセンサーを磨く一番簡単な方法は、本を読むことです。
本を読んでいくと、どんどん心が敏感になります。
「なるほどな。こういう考えもあるな。これは知らなかったな。そういう方法もあるんだ」
気づくセンサーを持っている人は、言葉遣いが上手です。
最初から言葉遣いが上手だったのではなく、気づくセンサーを持っているから上手になれたのです。
日常のささいな会話でも、自分の言葉表現や相手の気持ちなど敏感にキャッチします。
「主観的」と「客観的」という言葉があります。
この2つは、反対の意味を持っています。
「主観的」という意味は「自分から見る」という意味です。
自分が、他人のことも考えている人なのかは、ささいなマナーでわかります。
たとえば、携帯電話のマナーです。
ありふれた電子機器だからこそ、使い方に、その人の心の状態がよく映し出されます。
嫌なことは、時間で忘れてしまいましょう。
嫌なことは考えないで、ただ時間が経つのを待てばいいのです。
時間が経てば、自然に嫌なことが小さくなり、いつの間にか消えています。
人間には、2種類の人がいます。
「汚す側の人間」と「きれいにする側の人間」です。
どちらの人間になるのかは、ごみに対する態度で決まります。
いらいらしたら、まず部屋の片付けをしていきましょう。
部屋を片付けることは、心の中を片付けることでもあります。
散らかった部屋を見ると、もうそれだけで心の中がもやもやになります。
モテる人の共通点は、背中に目があります。
人間の持っている気づくセンサーは、目の前のことだけでなく、それ以外のことにも敏感になることが大切です。
より良い生活を送ることは、車の運転とそっくりです。
映画の本当の楽しさは、2回目から始まります。
映画を始めてみるときは、ストーリーそのものが初めてですから、内容を理解することで精いっぱいです。
しかし、2回目からはもう内容がわかっているため、余裕が出てくるようになります。
買い物をするときに、つい「限定品」という文字に惑わされて買ってしまうことがあります。
限定されているという誘惑には、つい引かれます。
しかし、実際に買ってみると、思ったより使わなかったりするものです。
服をきれいにたためることができると、きれいに収納できます。
たたむ服がきれいであるほど、新品であるかのようにさえ見えてきます。
たたみ方1つとはいえ、その人がどんな心を持っているかをうかがえます。
あなたの色は、何色ですか。
自分を色に例えると、何色になりますか。
これがきちんと答えられる人は、服を選ぶときに「自分色」を持っている人です。
夏と冬とで、しっかり服の入れ替えができていますか。
季節感のある生活では、季節の移り変わりに応じて、洋服や布団を夏用と冬用とで入れ替えます。
入れ替えることで、夏の雰囲気と冬の雰囲気といった「四季の味わい」を楽しむことができるようになります。
体の新陳代謝をよくするためには、運動をすることが一番です。
では、心の新陳代謝を高めるには、どうすればいいのでしょうか。
心の中の新陳代謝を高めるには「初めて」を経験すればいいのです。
生活の中で「新しい」ことがあれば、それで新鮮です。
しかし、新しいだけがよいことではありません。
むしろ今まで使っていた物をメンテナンスすることのほうが、豊かな暮らしにつながります。
たくさんの物を収納するときは、最大75パーセントまでで収めることです。
きれいに整理整頓するからとはいえ、棚の中をギチギチに詰め込んでは、いくら整理整頓されていても見苦しいです。
少し空間にゆとりがあるほうが、見た目にも余裕を感じます。
日常生活の中で、ブランド品はほかの物と比べ、高価な物です。
そのため、使うと汚れるからとはいえ、高価なブランド品を特別な時しか着用しない人がいます。
たしかに高価な物ではありますが、普段からどんどん使っていくことが必要なのです。
いくら高級ブランドがよい一品とはいえ、自分の個性に合うか合わないかは、あなたしだいです。
高級ブランドに頼らなくても、自分にとってお気に入りでぴったりの洋服があれば、あなたにとっての高級ブランドになります。
高級ブランドの輝きが、自分に合わないこともあります。
毎年、4月になると恒例のお花見シーズンが始まります。
私もお花見は好きで、シーズンになるとうきうきしてきます。
しかし、1つ気になることがあります。
緑の四季は、もちろん見た目の環境から感じられます。
木に葉っぱがついたり落ちたり花が咲いたりして、環境から四季を感じることができます。
日本ほど四季の美しい国はありません。
お店に入ったときに、店員さんが「どんなものをお探しですか」と尋ねてくることがあります。
正直、店員に尋ねられると、こちらとしてはとても邪魔だなと感じます。
自分のペースで買い物をしたいからです。
センスのある人は、自分に合う物が見つかるまで、無駄な物は買いません。
自分に合わない物を買ったところで、着ないことを知っているからです。
これも、考えてみると当たり前のことですが、ほとんどの人ができないでいます。
あなたの本当の品性は、テーブルの下に表れます。
テーブルの下にある、あなたの足です。
ときどき貧乏ゆすりをしている人がいます。
表情には、言葉以上の表現力があります。
言葉では言い表せない感情や気持ちも、表情によって伝えることができます。
男性が女性の涙に弱いのは、泣き顔に心を揺さぶられるからです。
生活の中でいらない物は、どんどん捨ててください。
いらない物ですから、捨てていいのです。
こういうことをいうと「もったいない」という人が出るでしょう。
レストランで食事をする際は、声の大きさに気をつけましょう。
特に、2人組みになってレストランに入るときは、声が大きくなりがちです。
1人だと、話し相手がいないため静かに食事ができます。
私は変わった名字であるため、よく名前を間違えられます。
私の名前は、水口貴博(ミナクチタカヒロ)です。
この水口を「ミズグチ」や「ミナグチ」と頻繁に間違えられてしまい、残念に思うときがあります。
今、あなたがこのように生きていられるのは、健康あってのことです。
にもかかわらず、手に入れている健康だからこそ、普段は全然気にしないものです。
しかし、失ってからでは遅いのです。