私は変わった名字であるため、よく名前を間違えられます。
私の名前は、水口貴博(ミナクチタカヒロ)です。
この水口を「ミズグチ」や「ミナグチ」と頻繁に間違えられてしまい、残念に思うときがあります。
これまでに何百回と間違えられたことかわかりません。
就職試験の面接のとき、面接官にまで間違えられたのは、さすがに残念でした。
「履歴書くらいちゃんと見てほしいな」と思いました。
名前を間違えられることは、私だけでなく、読み間違えやすい名前の人なら日常茶飯事です。
裕子さんという名前の女性から、お手紙をもらったことがあります。
「裕子」という漢字は「ヒロコ」とも「ユウコ」とも読めます。
響きがまったく変わりますから、名前を呼ぶときに十分に注意しましょう。
渡辺さんという人でも、一般的には「ワタナベ」という呼び方が一般的ですが、まれに「ワタベ」という呼び名の人もいます。
ほかにも塩谷と書いて「シオタニ」や「シオヤ」と読んだり、土橋と書いて「ツチハシ」や「ドバシ」と読んだりします。
「菅野」という読み方に至っては「カンノ」「スガノ」「スゲノ」など3種類もあります。
私の場合、よく名前の呼び方を間違えられるため、ほかの人の名前を呼ぶときには注意をします。
どうしてもわからないときには、直接相手に伺うようにしています。
相手の名前を呼ぶことは、人間関係の基本です。
名前の呼び方1つとはいえ、大切なことです。
どうしてもわからないときには「どう読みますか」と聞いてもいいのです。
わからなくて聞いても、相手は嫌な気分にはなりません。
私も「どう読めば正しいのですか」と聞かれることがあります。
しかし、よく間違われる名前だからこそ、しっかり聞いてくれると「この人はきちんとしているな」と嬉しくなります。
相手の名前くらいは、きちんと読めるようになりましょう。
読み方に自信がないときでも、思い切って尋ねてみてもまったく問題ありません。