映画の本当の楽しさは、2回目から始まります。
映画を始めてみるときは、ストーリーそのものが初めてですから、内容を理解することで精いっぱいです。
しかし、2回目からはもう内容がわかっているため、余裕が出てくるようになります。
余裕があるため、1回目とは違った視点から見ることができるようになります。
より客観的に見ることができるのです。
2回目より3回目、3回目より4回目のほうが、より後ろに下がった目線で全体を見ることができるようになるのです。
主人公の視点で見たり、ヒロインの視点で見たり、敵の視点で見たりと、いろいろな角度があるだけ、いろいろな見方があります。
映画は内容が同じでも、視点が変われば内容ががらりと変わってきます。
特に大好きな映画であるほど、何回も何回も見ていいのです。
それも好きな場面だけを何度も見てもかまいません。
たった1つの場面でも、あなたの生活に大きく影響を与える哲学が含まれていることがあるからです。