自分が、他人のことも考えている人なのかは、ささいなマナーでわかります。
たとえば、携帯電話のマナーです。
ありふれた電子機器だからこそ、使い方に、その人の心の状態がよく映し出されます。
携帯電話のマナーを意識している人は、礼儀のある人です。
自分のことより、他人のことを考えることができています。
電車の中で、携帯電話を持って大声で話している人は、周りの迷惑に気づいていません。
自分のことに夢中で、周りが見えていないのです。
人の本当の心は、ささいなことほど浮き彫りになります。
電車で大声を出して電話することは、自分にはささいなことかもしれません。
しかし、周りの人の気分を悪くしていることに気づけるかどうかです。
どれだけマナーを意識できているかは、どれだけきれいな心を持っているかと比例します。
携帯電話が迷惑になる場所では、きちんとマナーモードに設定しましょう。