ここで紹介した「マナー集」は、言われてみるとたしかにそうだなと思えるものばかりです。
気づきそうで気づかない。
それでいて、いつの間にか相手に不快感を与えていることです。
どれも本当にささいなことかもしれません。
しかし、どれだけささいなことに気づけるかによって、品位に差がわかれます。
社会に出ると、学生時代とは異なり、積極的に教えてくれる先生はいません。
自分のことは自分でしなければいけない。
自己確認ができるようになり、言われてからではなく、言われる前に自分から進んで改善していくことが大切です。
それが、社会人としてのマナーです。
マナーの悪い中年男性は、他人にかける迷惑に対して鈍感になっているため、いろいろなことをやり放題になっています。
もちろん見習ってはいけません。
しかし、もしもそういう人に出会ったなら、反面教師として生かしましょう。
「自分も同じようなことをしていないだろうか」と反省する材料にすればいいのです。
言い方は悪いですが、人間から品を取ってしまえば、ただの「野人」になります。
自分の悪い部分は自分で気づき、積極的に改善しましょう。
どれだけささいなことに気づいて、改善できるかによって、あなたの品性が変わります。
まずはここでご紹介した事柄から直すようにしましょう。
もちろんまだまだマナーはたくさんあります。
気づくべきポイントは、マナーの悪い中年男性を反面教師とし、自分で見つけるようにしましょう。
あなたには、かっこよく年を取っていただきたいのです。
年を取っても「あの人は感じがいいね」と呼ばれるかどうかは、これからが勝負です。
いくら年を取っても清潔感あふれるマナーだけは大切にしていきましょう。
それが、かっこいい年の取り方です。