執筆者:水口貴博

心と生活を豊かにする30のユニークアイデア

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明恵上人は、夢日記を40年も書き続けた。「普通の日記」も素晴らしいが「夢日記」も素晴らしい。

明恵上人は、夢日記を40年も書き続けた。「普通の日記」も素晴らしいが「夢日記」も素晴らしい。 | 心と生活を豊かにする30のユニークアイデア

「日記」と聞いてまず思い浮かぶのは、1日の出来事を書き記したものでしょう。

日記を書き始めると日常が輝いて見えます。

無意識のうちにネタを探すようになって人生が楽しくなります。

もちろん普通の日記もいいですが、ユニークな日記もあります。

それは夢日記です。

普通の日記があるなら、もちろん夢日記もありです。

夢日記も、普通の日記に負けないくらい素晴らしい可能性を秘めています。

鎌倉初期に「明恵上人」という高僧がいます。

京都の栂尾とがのおに高山寺を営み、華厳宗の中興を果たした功績があります。

「華厳宗の中興の祖」として有名な明恵上人ですが、彼にはユニークな習慣があることでも知られています。

それは夢日記です。

19歳から書き始め、晩年まで継続しました。

継続期間は、なんと「40年」です!

これほど長期にわたって夢日記を継続したことは注目に値する実績です。

「800年前の夢の記録」という点では歴史的に見ても珍しく、高い価値があります。

夢日記を通して明恵上人の夢を知ることができるのですから面白い。

「夢は潜在意識からのメッセージ」ともいわれています。

明恵上人の夢日記を見ると、彼の潜在意識までのぞいているようで、何とも不思議な感覚があるでしょう。

明恵上人の日記を「800年前の高僧の潜在意識を記した書物」という見方をすれば、興味がそそられるはずです。

夢日記をつけると、よく夢を見るようになります。

明恵上人は毎晩「今日はどんな夢を見るかな」とわくわくしなながら就寝していたことでしょう。

明恵上人は和歌に優れていることでも有名です。

和歌を考える際、夢日記による着想もあったに違いありません。

普通の日記も素晴らしいですが、夢日記も素晴らしい。

夢日記をつけると、人生の楽しみを増やすことになるのです。

心と生活を豊かにするユニークアイデア(30)
  • 夢日記をつけてみる。
まとめ

心と生活を豊かにする30のユニークアイデア

  1. あなたに「万能薬」を作る方法をご紹介します。
  2. 水の味わいは、入れ物で変わる。
  3. 同じ飲み物でも、ちびちび飲むのと、ごくごく飲むのとでは、味わいが変わる。
  4. 普通のドーナツも、ナイフとフォークを使って食べると、リッチな感覚を楽しめる。
  5. 「ケーキはフォークで食べるもの」という概念をぶち壊せ!
  6. 「合格祝い」があるなら「不合格祝い」もあっていいよね。
  7. 勝ったときでも、負けたときのように、学びや成長を得る方法。
  8. 同じ話でも、表情だけで感じ方が変わる。
    にこにこしながら聞くと、何でも楽しい話に感じてくる。
  9. 「プチ」は、心理的抵抗を下げる魔法の接頭語。
    何でも「プチ」をつけると、敷居が下がって取り組みやすくなる。
  10. たまには靴下やスリッパを履かず、はだしで歩いてみよう。
    足の裏が敏感になって、床の新たな一面に気づける。
  11. 人と会わない朝は、太陽に「おはよう」と挨拶しよう。
    人と会わない夜は、月に「おやすみなさい」と挨拶しよう。
  12. 妄想という趣味もあっていい。
    妄想も、素晴らしい趣味の1つ。
  13. ボージョレ・ヌーボーに不作は関係ない。
    大切なのは、絶妙なキャッチコピー。
  14. ブルーマンデーを克服するアイデアとは。
  15. つぶらな瞳は心の窓。
    言葉を話さない動物であっても、目を見れば、心がわかる。
  16. あなたが時代遅れにならない、確実な方法とは。
  17. たっぷり読書を楽しみながら収入を得る方法とは。
  18. 新しい発見は、興味のない展覧会にある。
  19. 普通に音楽を聴くことはあっても、集中して聴くことは少ない。
  20. スタートダッシュがあるなら、フィニッシュダッシュもあっていいよね。
  21. たまには利き手でないほうの手を使ってみよう。
  22. 言い間違いは、人生を面白くするスパイス。
    うっかり言い間違えたら、ユニークな発想を楽しもう。
  23. 飲み物をこぼしたら、掃除のきっかけに変えよう。
    取れない黄ばみができたら、買い換えのきっかけに変えよう。
  24. 最高の調味料は、あなたの顎にある。
  25. 新鮮な体験は、あなたが愛用しているスマホで実現できる。
  26. 天気にも「幅」がある。
    天気を伝えるとき、できるだけ具体的な表現を心がけてみよう。
  27. 曜日感覚が失われることを防ぐヒントは、横須賀の海軍カレーにある。
  28. 足踏みも有酸素運動の1つ。
    しっかり行えば、下半身のエクササイズとなる。
  29. てるてる坊主は、空の天気だけではなく、心の天気にも有効。
    心の快晴を祈るときも、てるてる坊主を作ってみよう。
  30. 明恵上人は、夢日記を40年も書き続けた。
    「普通の日記」も素晴らしいが「夢日記」も素晴らしい。

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