あなたは落ち込みやすい性格ですか。
もし落ち込みやすいなら、出世のマイナス要素となる可能性があるため改善点として意識したほうがいいでしょう。
もちろん落ち込んではいけないというわけではありません。
落ち込むことはあっていいのです。
職場で重大なミスを犯して、大きな損失を生んだり迷惑をかけたりしたときなら、落ち込んで当然です。
自分のせいでトラブルになったのですから、責任を感じて落ち込むのも無理はないでしょう。
しかし、普通に落ち込むのはまだいいのですが、ちょっとしたことですぐ落ち込むのはよくありません。
小さな失敗ですぐ落ち込む。
修正を指摘されただけでくよくよする。
上司からちょっと叱られただけですぐ泣き出す。
落ち込みから立ち直るのにも長い時間がかかる。
これでは精神力が弱いと見なされても仕方ありません。
ちょっとしたことで落ち込む人は、大仕事を乗り越えたり部下を引っ張ったりするパワーが感じられません。
上司から見て、くよくよしている人は頼りなく映るでしょう。
残念ながらリーダーや管理職に不適格と見なされる可能性が高くなります。
落ち込みにくい自分になってください。
ここでポイントになるのは「強い心」と「ポジティブ思考」です。
メンタルを鍛えて、心を強くしていきましょう。
ポジティブ思考を身につけ、前向きに考える習慣をつけましょう。
ちょっと難しく感じるかもしれませんが、意識すればきっとできます。
修正を指摘されたときは「悪く言われた」ではなく「早めに気づけてよかった」と考えましょう。
プラスに考えれば、落ち込むどころか明るくなれます。
上司から叱られたときは「勉強になる」と思えば落ち込みません。
勉強や成長につながると思えば、むしろわざわざ叱ってくれた上司に感謝の念が湧いてくるでしょう。
新しいチャレンジをするとき、最初から成功を目指すのではありません。
「最初はうまくいかないもの」と思えば、失敗したときの精神的ダメージも小さくなります。
悪いところが見つかれば、きちんと反省と改善を行いましょう。
ミスや失敗は、反省をして改善ができれば、さっと忘れていいのです。
そうすれば、無駄にくよくよすることも引きずることもなくなります。
ささいなミスや失敗であれば、笑って吹き飛ばしてしまいましょう。
気にするほどでないことは、気にしないのが一番。
わざと明るく振る舞って、落ち込みを吹き飛ばすことも素晴らしいことです。
もちろん時には本当に落ち込むこともあるでしょう。
落ち込むことはあっても、引きずらないことが大切です。
ゆっくり休んだり積極的に気分転換をしたりなど、できるだけ早く立ち直るようにしましょう。
仕事の後のプライベートを充実させるのもよい方法です。
忙しくて余裕のないときもありますが、できるだけスケジュールを調整して少しでも早い立ち直りに取り組んでください。
「強い心」と「ポジティブ思考」があれば、落ち込みにくい自分に生まれ変われます。
肝心なのは「こういうこともある。さあ、次に行こう!」の精神です。
小さなことにくよくよせず「こういうこともある」と考えてください。
そして自分に対して「さあ、次に行こう!」と前向きな声をかけましょう。
自分の背中は自分で押すのです。
明るい言葉を言い聞かせれば、さっと気持ちが切り替わります。
すぐ暗い気持ちが吹き飛んで、明るい気持ちが広がります。