外食の楽しみ方を向上させるポイントは「腕時計」にあります。
腕時計をつけるのではありません。
腕時計を外すのです。
腕時計がつけていると、さっと時間を確認できて便利です。
腕時計は、ファッションアイテムの1つでもあり、知的でスマートな印象があります。
お気に入りの腕時計であれば、パワーをもらえたりテンションを上げたりする効果もあるでしょう。
ビジネスでは「相手に敬意を払う」という意味もあるため、仕事では必須アイテムになっているはずです。
身だしなみとして普段から腕時計をつけている人も多いのではないでしょうか。
もちろん腕時計をしながら食事しても問題ありませんが、ここに工夫の余地があります。
あえて腕時計を外してみましょう。
目的は「時間を忘れるため」です。
腕時計を外すと、現在の時間がわからなくなります。
これがいいのです。
腕時計を外すことで時間を忘れることができるため、目の前の食事に集中しやすくなります。
味や香りを楽しみやすくなったり、リラックスしやすくなったりします。
時間を忘れて外食に集中することも、粋な楽しみ方です。
時間に余裕のあるときなら、腕時計を外しても支障はないでしょう。
時間がわからないと不便に感じそうですが、そう思うだけで意外と気にならないはずです。
貴重なお金をかけて美食を堪能するのなら、食事中は、目の前の料理に集中するのが正解です。
事実、カフェやレストランでは、基本的に店内には時計がありません。
これは「時間を忘れて、幸せなひとときを楽しんでほしい」というお店側の配慮があります。
お店が取り組んでいる時間を忘れる工夫を、個人で心がけてみるのもいいでしょう。
もちろんビジネスやフォーマルの場ではその限りではありません。
会食や接待といったシーンでは、身だしなみとして腕時計をつけておくのがふさわしいでしょう。
形式として腕時計が必要なシーンもありますが、1人で個人的に外食を楽しむ際は、腕時計を外して食事をするのもありです。
1人でリラックスしながら外食を楽しみたいなら「あえて腕時計をつけない」という選択肢を検討してみてください。
外食をより豊かにするためのポイントとして頭の片隅に入れておいて損はないでしょう。
腕時計を外すだけで、外食の時間がますます豊かになるのです。