私の両親が心がけているお金持ちになる習慣といえば、真っ先に「節約」が思い浮かびます。
私の母は、とんでもない節約家です。
たった10円高いだけで、騒ぎ始めます。
スーパーマーケットで買い物をするときには、10円でも安いものを探し出し買うようにしています。
水口家の食卓は常に質素で、誕生日や記念日といった特別な日以外は、白米のご飯とおかずしか、テーブルに出てきません。
父はよくお茶漬けを食べ、キュウリのお漬物をつまみながら「おいしい」と言います。
父も節約家で質素な人ですから、母の節約的な考えと一致しているようです。
私は「もっとおいしいものが食べたい」とわがままだった時期もありました。
しかし、母は相変わらず質素と節約を貫きます。
私も、すでに慣れています。
父も母も節約家であり、小さなころからずっとそうでしたから、普通だと思っていました。
私も両親につられ、質素な生活でした。
年を重ねるにつれて、実はその節約という習慣こそが、お金持ちになるポイントであることに気づきました。
父と母は常に節約を心がけ、無駄な出費は極力抑えていたのです。
お金を貯めるポイントは、まず徹底的な節約にあります。
これでもかというくらいに、節約ができるところは徹底的に節約をすることこそが、お金が貯まるコツなのです。