執筆者:水口貴博

お金持ちになる30の習慣

10

状況に応じて、共働きをする。

状況に応じて、共働きをする。 | お金持ちになる30の習慣

お金を稼ぐ方法は、夫婦そろって共働きをすることです。

収入の入り口が1つであるより、2つであるほうが、お金がより多く入り、それだけ生活が楽になります。

ただし、いつも家には誰もいない状態が理想的かというと、そうではありません。

必要に応じて共働きをしたり、あるいはしなかったりと、臨機応変に対応することです。

ずっと朝から晩まで家に誰もいないのでは、子どもがかわいそうです。

1人、テーブルで冷めたご飯を食べるのは、子どもの教育にもよくありません。

私の家庭は基本的に亭主関白で、父が稼ぎの中心になっていました。

母は、私と妹の面倒を見ながら、家事をしていました。

しかし、これがずっと続いていたわけではありません。

時と場合に応じて、母も働きに出て、共働き状態になるときがありました。

私や妹に手がかからなくなり、余裕が出れば、近場でアルバイトを見つけます。

少しでも生活の足しになるお金を稼いでいました。

何もないからと家でじっとしている母ではありません。

いつもお金のことをぶつぶつ言っているくらいの人でしたから、時間に余裕ができれば、自分も稼ぎに出ていました。

いまや、塾や習い事が当たり前の時代になっています。

生活費や光熱費だけでなく、子どもの養育費も、負担がかなり大きくなっています。

子どもに教育熱心で有名な韓国では、教育費が子ども1人に月10万円相当にも及ぶ家庭もあるようです。

いずれ大きく稼ぐようになるであろうわが子に大きく投資をして、食費や光熱費以上にお金をかけているのです。

父の仕事、母のアルバイトという両方の収入は、私と妹の教育費につぎ込まれたのです。

お金持ちになる習慣(10)
  • 状況に応じて、共働きをする。
楽観的な性格は、お金にも愛される。

お金持ちになる30の習慣

  1. お金も性の勉強も、全然足りない。
  2. お金持ちには、お金に関する「習慣」がある。
  3. 徹底的な節約は、お金持ちになる基本。
  4. お金持ちになれても、家庭崩壊では意味がない。
  5. お金の節約はしても、人間関係まで節約をしてはいけない。
  6. 見るだけ・聞くだけなら、無料。
  7. 買い物は、できるだけ現金で買うほうがいい。
  8. チャンスはお金をかけないと、生かしきれない。
  9. お金の自慢は、身を滅ぼす習慣。
  10. 状況に応じて、共働きをする。
  11. 楽観的な性格は、お金にも愛される。
  12. 健康であるということは「時間」と「お金」を節約しているということ。
  13. 夫婦仲の良さは、お金を稼ぐための土台になる。
  14. 節約は「一時的」ではなく「習慣」にしておかないと意味がない。
  15. 親の勤勉さは、子に移る。
  16. お金を使った分だけ自分に返ってくる。
    よい影響も、悪い影響も。
  17. 一流に触れるほど「文化度」が高まっていく。
  18. お金と親友。
    どちらが貴い存在なのか。
  19. お金持ちは、楽をして稼ごうとしない。
  20. 成功している人は、好きなことを仕事にしている。
  21. お金の管理は、2人でするより、1人が代表して行うほうがいい。
  22. 自給自足で、健康と節約が手に入る。
  23. お金は、使えば使うほど増える。
  24. 家族旅行でけちってはいけない。
  25. 「長期的な視野」と「短期的な視野」を持って、お金と接すること。
  26. お金が目的になってはいけない。
    お金は単なる手段。
  27. ウインドーショッピングだけなら、お金は必要ない。
  28. お金のかからない習慣を持とう。
  29. 自分から、先に与えること。
    人に与えることで豊かになる。
  30. けちっていいものと、いけないものがある。

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