私たちは時折くよくよすることがあります。
済んだことにもかかわらず、しばらくネガティブな気持ちを引きずることがあるものです。
後悔や罪悪感が強ければ強いほど、なかなか頭から離れません。
本を読んだり映画を見たりしてリフレッシュをしても、思うようにうまくいかず、くよくよしてしまう。
「私はなんて心が弱いのだろう」と自己嫌悪になり、またくよくよするという悪循環に陥ります。
にっちもさっちもいかない状況になるのです。
しかし、落ち込むことはあっても、くよくよするのはよくありません。
くよくよすることは、何の役にも立ちません。
「くよくよするだけ」と思うかもしれませんが、実は無駄遣いが行われています。
実際は時間とエネルギーが少しずつ使われています。
時間もエネルギーも貴重なリソースです。
くよくよすればするほど、時間とエネルギーを無駄遣いすることになります。
非生産的なことに貴重なリソースを使うのはもったいないことです。
時間やエネルギーは有益なことに使うことです。
くよくよする暇があるなら、仕事をしましょう。
心が安定するまで待つ必要はありません。
くよくよしながらでもいいので、仕事に取り組んでください。
「集中できない」というなら、集中しなくてもできる仕事をしましょう。
小さくて簡単な仕事なら、集中力がなくてもできるはずです。
「パワーが出ない」というなら、パワーがなくてもいい仕事をすればいいだけです。
簡単な単純作業であれば、パワーがなくてもできるでしょう。
「やる気が出ない」というなら、やる気がなくてもできる仕事をしましょう。
掃除や整理整頓であれば、だらだらした状態でもできるはずです。
くよくよしているだけでは、何も始まりません。
くよくよから回復する近道は、仕事です。
仕事をしていると、前に進んでいる感覚を持て、達成感が得られます。
これが大切です。
達成感が得られることで、心が元気になります。
少しずつ落ち込みの崖から這い上がれます。
仕事をすることが、くよくよから抜け出す近道になるのです。