癖を直すとき役立つのが「宣言書」です。
宣言書と言えば、重要な勝負事やイベントでよく見られますが、癖を直すときにも活用できます。
「宣言書に効果はない」
「宣言書を書いても無意味」
「宣言書を書いても仕方ない」
効果に疑問を感じる人もいるかもしれませんが、誤解です。
宣言書を書くと「公式感」が出ます。
自分の志を文字として書き出すことで、決意表明になり、気持ちがきゅっと引き締まります。
「必ず達成する!」「絶対諦めない!」という気概が高まり、心にも火がつきます。
決意が固まるから、宣言書を書くのではありません。
宣言書を書くから、決意が固まります。
宣言書には、決意を固める効果があるのです。
きちんと悪い癖を直したいなら、面倒であっても、宣言書の作成をおすすめします。
難しい作業ではありません。
悪い癖を直す決意を書くだけのこと。
紙を1枚用意して、そこに必ず癖を直す決意を書きましょう。
紙の種類は自由です。
一般的なプリント用紙でもかまいません。
より決意を固めたいなら「はがき」や「色紙」といったフォーマルな紙のほうが効果的です。
宣誓書
私は、○月○日までに○○の癖を直すことを、ここに誓います。
いかなる困難があろうと諦めず、必ずやり遂げます。
○○年○○月○○日
きちんと期限を含めて書くのがポイントです。
期限を含めて書くと具体性が増すため、ますますモチベーションが高まります。
期限はあまり厳しすぎないほうがいいでしょう。
期限は、3週間以上の余裕を持たせて設定するのがベターです。
短い文章であっても、れっきとした宣言書です。
宣誓書ができれば、棚の上や部屋の壁など、目立つところに掲げておくといいでしょう。
部屋に宣言書を飾っておけば、もう逃げられません。
額縁に入れておくのも悪くありません。
本格的な取り組みですが、だからこそいいのです。
このくらい本格的になったほうが、頑張ってやるしかなくなります。
毎日宣言書を見ることで、決意を再確認できる上、初心を忘れずにいられます。
宣言書を書くのが恥ずかしいと思うかもしれませんが、恥ずかしさを振り切って、ぜひ書いてみてください。
宣言書には、心に火をつける力があるのです。