「毎日が苦しい」
「生きるのがつらい」
「人生に疲れた」
「何もかも嫌」
「すべてが絶望的で死にたい」
「私の気持ちなんて誰も理解できるわけない」
悲観的な言葉を言っていませんか。
たしかに不運・不幸の連続に見舞われると、気持ちが落ち込みます。
悲しい気持ちになり、暗い雰囲気が出てしまうでしょう。
心が卑屈になっていき、自分に自信が持てなくなる。
自己嫌悪になることもあるでしょう。
自我と精神が壊れていくような気がします。
嫌なことが多くてストレスがたまり続けると、不満が爆発して、暴言を吐きたくなります。
周囲への恨みまで出てきそうになるかもしれません。
しかし、自分が不幸と思っていても、実は誤解です。
悲観的な言葉を言って、かっこつけているだけです。
悲観的な言葉で嘆くと、悲劇の主人公のような雰囲気が出ます。
「私は、人一倍、厳しい人生を送っている」
「私はこんなにかわいそう」
「不幸な私を見て哀れんでほしい」
「もっと私に同情してほしい」
「もっと優しい言葉をかけてもらいたい」
大げさなことを言って、目立とうとしているだけ。
未熟な子どもがかまってもらおうと、大げさに騒いでいるのと同じことです。
あまり騒いでいると、惨めな気持ちが強くなり、不幸な雰囲気がエスカレートします。
かまってもらえるかもしれませんが、一時的です。
いつも悲観的な言葉を言っていると「面倒な人」と思われ、いずれ人が去って行くでしょう。
目を覚ましましょう。
悲観的な言葉を言ったところで仕方ありません。
悲観的な言葉でかっこつけようとすると、余計にかっこ悪くなります。
どうせなら、悲観的ではなく、楽観的な言葉を言いましょう。
「死ぬわけではない」
「何とかなるでしょう」
「こういうこともあるさ」
「もう少し悪あがきしてみよう」
「まだまだ可能性は残っている」
希望を捨てるのではなく、希望を見いだしましょう。
可能性をもらうのではなく、可能性を作り出しましょう。
普段から楽観的な言葉を使っていると、どんどん明るい気持ちになります。
ポジティブ思考が強化され、心も強くなります。
もちろん元気も出てきます。
暗い気持ちになったときこそ、楽観的な言葉で自分を明るくさせましょう。
元気がないときは覇気を出して、だらけそうなときは自分を引き締めます。
不幸でも一生ですが、幸福でも一生です。
幸福な一生になるような生活態度を心がけることが大切です。