転職活動の専門家といえば、転職アドバイザー。
転職活動の際、転職アドバイザーを頼ることがあります。
頼りがいのある仲介役であり、転職のさまざまな悩みを解決してくれる存在です。
あなたと企業の間に立ち、事がうまくまとまるようにお世話をしてくれます。
ところが、転職アドバイザーがいるにもかかわらず、十分に生かせないケースがあります。
自分の実務経験・実績・年収などに自信がなく、転職アドバイザーにきちんと話すのをためらう場合です。
正直に話すと「転職アドバイザーに笑われるのではないか」という不安を抱く人もいるようです。
これは大きな誤解です。
転職希望者が正直に話さなければ、転職アドバイザーは、的確なアドバイスや提案ができなくなります。
たとえ転職動機がネガティブであっても、転職アドバイザーには、正直に事情を話しておくほうが賢明です。
正直な事情をきちんと伝えるから、転職アドバイザーは、その点を考慮したアドバイスや提案ができるようになります。
また、困っている様子を見せることで、転職アドバイザーも責任感が強くなり、使命感に燃えるでしょう。
転職アドバイザーとの話し合いは、面接の前段階のため、正直に話しても選考には影響しません。
転職アドバイザーを十二分に生かすためにも、恥ずかしくて言いにくい内容でも、正直に話しておきましょう。