学生時代の就職活動では、OB・OG訪問がよく行われていました。
OB・OG訪問とは、就職を希望する企業について取材するため、その企業に在籍する卒業生を訪問することです。
貴重な情報を入手できる手段として有名です。
一般には学生がするイメージが強いOB・OG訪問ですが、実は転職活動でも利用できます。
志望企業のウェブサイトの採用情報を確認してみるといいでしょう。
調べてみると、中途採用向けのOB・OG訪問を歓迎する企業が多くあることに気づくでしょう。
たとえ中途採用でも、即戦力になるなら、企業にとっては大歓迎です。
もし詳しい記載がなければ、企業に問い合わせるといいでしょう。
時には、転職アドバイザーを経由して申し込んだほうが、スムーズである場合もあります。
OB・OG訪問をすれば、より詳しい企業情報を確認できるため、転職活動が有利になります。
OB・OG訪問の実績が、採用担当者に伝わり、採用が有利になる場合があります。
訪問する先輩が、年下であることもありますが、貴重な時間を割いてくださることに代わりありません。
見栄やプライドは捨て、丁寧な言葉遣いと謙虚な姿勢で話を聞かせてもらいましょう。
その企業に勤めている人から直接話を聞けるのですから、貴重な企業の話を聞く絶好の機会です。
仕事をしながらの転職活動は時間との闘いですが、余裕があれば、訪問する値打ちはあるはずです。