転職活動では、労働条件の確認をしましょう。
「そんなことは当たり前」と思うかもしれませんが、ここで強調したいのは、小さな労働条件の確認です。
多くの場合、大きな労働条件はきちんと確認しますが、小さな労働条件になると、急に確認が甘くなるのではないでしょうか。
「小さな条件は、大したことないだろう」と、勝手な思い込みをしてしまう。
しかし労働条件の確認が甘いと、入社してから問題に発展する場合があります。
「想像していたのと違う」「こんな話は聞いていない」などの不満を抱くのです。
「どうして企業は言ってくれなかったのだろう。不親切だ」と思いますが、企業が悪いとも言い切れません。
確認を怠った転職希望者の責任でもあります。
手間暇がかかっても「転職活動の一環」と思って確認する姿勢が必要です。
条件の大きさに関係なく、曖昧な部分があれば、納得できるまで確認しましょう。
賃金・労働時間・休憩時間・休暇。
作業用品・災害補償・安全衛生・職業訓練。
仕事に必要な道具のうち、自己負担がないかの確認も重要です。
特に持病や家族の都合があるなら、懸念点がないか確認しておく必要があります。
今、苦労して確認しておけば、安心して仕事を始められます。
手間暇がかかっても「自分のため」「将来のため」と言い聞かせ、しっかり確認しておきましょう。