「顔色がよくないですが、どうかしましたか」
「顔が青ざめていますよ。体調は大丈夫ですか」
面接官から、顔色の悪さを指摘されることはあります。
緊張していると、やはり表情や顔色に出てしまうことがあります。
「顔色が悪い」と指摘されれば、さらに緊張して、余計に顔色が悪くなるかもしれませんね。
まず気をつけたいのは、ネガティブな理由です。
たとえば「寝不足だから」という理由は、事実でも、避けたほうがいいでしょう。
寝不足は、自己管理の欠如を連想させるキーワードです。
「自己管理もできないのか。面接の前日くらい、睡眠を十分取って臨んでほしい」と思われます。
面接では、常にポジティブな理由につなげて答えるのがポイントです。
「緊張しているから」というシンプルな理由でもいいのですが、もう少し工夫します。
「第1志望である御社の面接で緊張しております。特に体調が悪いわけではありません。お気遣い、ありがとうございます」
「御社が第1志望だから緊張している」という理由をさりげなく含めると、より好印象です。
緊張の理由が、より合理的になり、説得力が生まれます。
また、最後を感謝で締めくくると、きちんと感謝できる人間であることもアピールできます。