一般的に、不採用の理由は教えてくれません。
不採用の理由は、採用担当者に問い合わせてもいいですが、まず教えてもらえないでしょう。
不採用の理由は、社内秘密として扱われるのが一般的です。
問い合わせても「社外秘です」「お答えできません」など、冷たくあしらわれるのが普通なのです。
それに比べると、圧迫面接はありがたいと気づきます。
面接官は、応募者の悪い点を、どんどん突いてきます。
「入室のマナーが悪いぞ」
「ネクタイが曲がっているぞ」
「履歴書が読みにくいな」
「君の話し方は、わかりにくいね」
「暗い表情して、やる気がないのか」
「声が小さいぞ。もう少し大きな声で話をしてくれないか」
威圧的な言葉を、たくさん言われるでしょう。
ぐさりと胸に刺さる言葉を言われ、心が傷つくでしょう。
しかし、受け止め方を変えてください。
正直な意見を言ってくれるのは、実はありがたいことです。
面接官から見て、悪いと感じる点をどんどん教えてくれます。
つまり「多くの企業が非公開にしている不採用の理由を、親切丁寧に教えてくれている」と考えることができるのです。
そう考えると、圧迫面接の厳しい言葉は、ありがたいと気づくはずです。
悪いところは、早めに直したほうがいい。
悪い部分に気づかないままでは、改善されず、今後も不採用が続くでしょう。
悪い部分は、言われないより言われたほうが、長期で見て、幸せです。
厳しい指摘をする面接官は、恨むどころか、感謝してほしいくらいです。
圧迫面接は、実はありがたいのです。