私たちが一番大変なのは、取り組み始めるまでです。
気持ちを奮い立たせ、重い腰を上げなければいけません。
重い腰にダンベルが入っているかのように、なかなか持ち上がらないのです。
取り組み始めるのも、一仕事です。
しかし、逆を言えば、取り組み始めた段階で、仕事は半分終わっていると言えるのです。
一番大変なスタートを乗り越えられたのですから、大きな前進です。
後は、勢いに任せて進むだけです。
一度進み始めると、勢いがあるため、すいすい前に進みます。
勢いがあるため、壁があっても、突き破れます。
大きな落とし穴があっても、飛び越えられます。
「さあ、少しだけやろう」という軽い気持ちでいいのです。
軽い気持ちのほうが、軽く始められます。
気づけば、心のエンジンがフル稼働しているのです。