魚を食べていると、うっかり口の中に骨が入ってしまうことがあります。
骨が入らないように気をつけながら身を分けようとしても、やはり骨が残ってしまうことがあります。
問題なのは、どう口から骨を取り出すのか。
まず思いつくのが、次の方法ではないでしょうか。
「直接、指で骨をつまんで出す」
ついやってしまう骨の取り方ですが、NGです。
どこがよくないのか、わかりますか。
口の中から何かを取り出すのは、大変見苦しい行為です。
ただし、仕方ない状況です。
こういうときに登場するのが、懐紙です。
懐紙で口元を覆い隠しながら取り出すようにしましょう。
魚の骨に限らず、果物のタネなどを取り出す際も、同じです。
もし懐紙を持参し忘れたときは、代わりに手を使って骨を取り出すのも許容されています。
食事の際、直接口に指を入れるのは、みっともないことです。
指先が汚れてしまうのです。
こういう場合は、使いにくいかもしれませんが、箸を使うのがマナーです。
手を汚さないように骨を取り出すのです。