執筆者:水口貴博

会席料理を上品に食べる30の食事マナー

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「汁物、ご飯、おかず」の順に食べよう。

「汁物、ご飯、おかず」の順に食べよう。 | 会席料理を上品に食べる30の食事マナー

一品ずつ出てくるなら、出てくる順に食べていけばいいのですが、すべての料理が一度に登場する場合があります。

和食では、食べる順番があります。

基本的に、まず汁物から頂くようにしましょう。

理由は、箸の先を最初に湿らせておけば、ご飯粒が箸にこびりつくのを防ぐことができるからです。

また、温かい飲み物から頂くことで体が温まると同時に気分も温まり、少しずつ食事モードへと移行できます。

次に、ご飯を食べます。

和食に限らず、どんな料理でも「味が薄いものから順番に食べ始める」というルールは共通です。

最初に味が濃いものを食べてしまうと、舌が慣れてしまい、味わいや風味が感じられにくくなるからです。

おかずを食べる前に、ご飯から頂くようにします。

最後におかずです。

この「汁物→ご飯→おかず」の順を繰り返しながら食事を進めるのが、基本スタイルです。

一気に食べきるのではなく、すべての料理を、満遍なく食べ進めるようにしましょう。

会席料理を上品に食べる食事マナー(19)
  • 「汁物→ご飯→おかず」の順を繰り返しながら、食べ進めるようにする。
好きな料理とはいえ、一気に食べきるのは控えたい食べ方。

会席料理を上品に食べる30の食事マナー

  1. 「腹を膨らませる」それ以外を求めるとき、本格的料理店に向かう。
  2. 「本膳料理・会席料理・懐石料理」の違いと特徴。
  3. 込み入った話や折りいったお願いをするなら、日本料理店が最適。
  4. 素足で座敷に上がらない。
  5. 畳のふちを、踏んではいけない。
  6. 座布団でしてはいけない、3つのマナー違反。
  7. 会席料理の一般的な順番と意味。
  8. 苦手な料理は、あえて最初から手をつけない。
  9. 食事前には、手元にある貴金属は外しておきたい。
  10. にらみ食いは、食べている食事に集中できていない証拠。
  11. ご飯の上に、おかずを乗せて食べない。
  12. 手を受け皿にするのは、意味があるようで、意味がない。
    マナー違反。
  13. 悪い行儀が癖になるなら、よい行儀も癖にできるはずだ。
  14. 美しく盛られた料理を少しでも楽しむために、手前の料理から手をつける。
  15. 右側にある器を左手で取ったり、左側にある食器を右手で取ったりしない。
  16. 器と箸の並べ方には、ルールがある。
    ルールに込められた意味とは。
  17. 食事中は、お茶を飲まない。
    できれば、水も控えたい。
  18. 真っ先に、香の物から手をつけない。
  19. 「汁物、ご飯、おかず」の順に食べよう。
  20. 好きな料理とはいえ、一気に食べきるのは控えたい食べ方。
  21. 食事の場には、食事に関係ない物を置かない。
    あったとしても、見えない位置に隠すことが大切。
  22. アルコールが入るとはいえ、大きな声で騒ぎすぎない。
  23. 次々と出される料理に、焦ったり慌てたりする必要はない。
  24. 彩りや盛り付けが美しいほど、その裏には、料理人の苦労がある証拠。
  25. 箸で魚を上手に食べる、4つのステップ。
  26. うっかり口に入った魚の骨を取り出すときのマナー。
  27. 天ぷらを上手に食べる5つのルール。
  28. 食べることばかりに気を取られるのではなく、器の美しさに気づく余裕も持つ。
  29. 刺し身をおいしくいただくための3ステップ。
  30. 料理が食べ終わったら、すべての蓋は元どおりにする。

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