和食の代表である会席料理の際、畳が敷かれた座敷に案内されることがあります。
イタリア料理やフランス料理では、椅子に座るのが中心ですが、日本は畳社会です。
あらたまった和食では、靴を脱いで座敷に上がることは珍しくありません。
また、靴を脱ぐとリラックスがしやすく、座敷を好む日本人も多いものです。
この畳について気をつけたいマナーがあります。
畳をよく見ましょう。
緑色をしたふちがありますね。
このふちは、一般的に踏まないのがマナーとされています。
畳の中でも最も痛みやすい部分ですから、踏まないのがマナーとされています。
また、ふちの部分は少し盛り上がっていますから、足元の弱い年配者の場合、つまずいて転んでしまうこともあります。
現在では許容されつつありますが「心がけ」として気をつけておくといいでしょう。