私は、幼いころからカボチャが大好きです。
なぜカボチャが好きなのか。
甘くておいしいからです。
カボチャはとても不思議です。
野菜といえば「苦い」「まずい」「固い」というイメージが強いですが、カボチャだけは異彩を放っています。
煮物にすると甘くて柔らかく、野菜とは思えません。
おやつにしてもいいくらいです。
グリーンピース・ピーマン・ニンジンが大嫌いという話はよく耳にしますが、カボチャが大嫌いというのはあまり耳にしません。
もちろん嫌いな人もいるでしょうが、少数派のはずです。
私も、子どものころからカボチャは好きでした。
母がご飯のおかずにカボチャの煮物をよく出してくれていましたが、甘くてご飯よりよく食べていました。
なんといっても色がいい。
黄色いカボチャは食卓を明るく彩り、見ているだけで気分がぱっと明るくなりませんか。
明るい色が食欲を刺激して、食が進みます。
カボチャの煮物ほど、おいしいレシピはありません。
母はいつも強く勧めていました。
「健康にいいからたくさん食べなさい」と言って、水口家の食卓を明るく彩るおかずの1つでした。
そんなカボチャには、頭によいビタミンも含まれています。
バランスよく栄養価に優れていますが、特に注目は「ビタミンB1」です。
ビタミンB1には、脳の神経の機能を正常に保つ働きがあります。
脳のエネルギー源であるブドウ糖の代謝がよくなります。
ブドウ糖の代謝がよくなれば、脳や神経に十分にエネルギーが供給され、記憶力・集中力・思考力が向上します。
おいしいだけでなく、脳にも効く素晴らしい野菜です。
今晩のおかずに、おいしいカボチャはいかがでしょうか。