握り寿司は一口で食べるのが正式なマナーです。
ただしこれは、あくまで「できれば」という話であり、理想です。
あんぐり大きく口を開けられず、一口で食べられない人もいるでしょう。
やはり一口で食べるのは難しい人もいるでしょう。
また、高級な寿司屋では1貫のネタが大きく、一口では入りきらないこともあります。
この場合、どうすればいいのでしょうか。
一口で食べられる別の方法が、2つあります。
握ってもらうとき、ご飯の量を少なくしてほしいとお願いしましょう。
マナー違反ではありませんから、堂々とお願いして問題ありません。
一口で食べられないなら、握り寿司を半分に分けるしかありません。
ネタを分けようと思っても、箸や手を使って簡単に分けられませんから、ご飯を分けるようにします。
半分に残ったご飯をネタで包むようにすれば、一口に収まるはずです。
残った半分のご飯は、後から食べます。