執筆者:水口貴博

中華料理の30の食事マナー

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中国茶の主な種類と特徴。

中国茶の主な種類と特徴。 | 中華料理の30の食事マナー

中国といえば、お茶の本場です。

お茶と一言で言っても、本場だけのことはあり、多様な種類があります。

中華料理でお酒が苦手な人は、代わりにお茶を注文することが多いことでしょう。

しかし、お茶と言っても種類が多すぎて、どのお茶にどんな特徴があるのか、把握している人は少ないのではないでしょうか。

では、あらためて、どのようなお茶にどのような特徴があるのか、ご説明します。

  1. 緑茶

中国茶で最も飲まれているポピュラーなお茶です。

不発酵茶であるためビタミンCが豊富であり、爽やかな味わいが楽しめます。

すがすがしい気持ちにさせる効果があります。

普通に食事を楽しみたいときには、最もオーソドックスです。

  1. 白茶

白い新しい芽だけで作られているお茶です。

生産量が少ないため、希少価値の高い高級茶です。

  1. 黄茶

白茶と同じように希少価値があり、高級茶です。

弱発酵させた後に、後発酵させる独特の製法のお茶です。

  1. 青茶

香りが高くなるよう、半発酵させたお茶です。

血液中の中性脂肪を減少させる効果があります。

脂っこい料理を食べて脂肪分が気になるときには、食事と一緒に飲むと最適です。

最も有名なのは、ウーロン茶です。

  1. 紅茶

完全に発酵させたお茶です。

そのため、渋みや苦みはほとんどありません。

お茶の渋みや苦みが苦手という人は、紅茶が最適です。

  1. 黒茶

後発酵させて熟成させたお茶です。

このお茶は食欲と消化を促進させる働きがあります。

たっぷり中華料理を食べて、しっかり消化したいときには、黒茶が最適です。

黒茶で有名なのは、プーアル茶です。

  1. 花茶

花の香りをつけたものや、花そのものが入ったお茶です。

花の繊細な香りを楽しみたい人は、花茶がおすすめです。

ジャスミン茶が有名です。

中華料理の食事マナー(25)
  • 特徴や状況に応じて、中国茶を上手に選ぶ。
中国茶でおかわりを意味する2つのサイン。

中華料理の30の食事マナー

  1. 中華料理の食事マナーは、簡単なようで、難しい。
  2. 和気あいあいとする中華料理の、ささいな難しさ。
  3. 四大中華料理が生まれた歴史的背景と特徴。
  4. 中華料理の基本的な流れ。
  5. 中華料理は、なぜ円卓テーブルなのか。
  6. 中華料理で最初に意識したい、箸の置き方。
  7. 回し台は、パブリックスペースという意識を持つ。
  8. 茶碗とちりれんげ以外の器は、器を持ち上げない。
  9. 円卓テーブルの席次と座る順番について。
  10. 取り分ける順番や量など、目上の人に対する配慮をする。
  11. 何人で食事をするか。
    それによって取る量が異なる。
  12. 回し台の1周目だけは、特に注意。
    1周目で気をつけたい2つのマナー。
  13. 回転台から料理を取るときに気をつけたいマナー。
  14. 人のマナーは、サーバー用スプーンを使い終わった後に、垣間見える。
  15. 中華料理のチャーハンは、1粒残らず食べきらないほうがいい。
  16. 中華料理では量に注意。
    「1皿=一人前」とは限らない。
  17. 西洋ではマナー違反に当たる調味料の使用は、中華では当たり前のマナーになる。
  18. スプーンのように持つのは誤り。
    ちりれんげの正式な持ち方とは。
  19. 脂っこい中華料理を毎日食べている中国人が、太らない理由。
  20. 北京ダックの上手な食べ方。
  21. 上海ガニの上手な食べ方。
  22. 殻付きのエビ料理をおいしく味わう、意外な食べ方。
  23. 麺料理の上手な食べ方は、ちりれんげが鍵を握る。
  24. 春巻きやシューマイの上品な食べ方。
  25. 中国茶の主な種類と特徴。
  26. 中国茶でおかわりを意味する2つのサイン。
  27. 紹興酒で乾杯するときのマナー。
  28. ラオチュウの一口目は、氷砂糖を入れないのがマナー。
  29. いける!前菜とお酒だけの食事コース。
  30. テイクアウトを、ためらう必要はない。

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