とあるレストランでの話です。
女性連れの中年男性客が、レストランの入り口付近で揉めていました。
「当店ではドレスコードを設けております。申し訳ございませんがお客さまの服装では……」
どうやらカジュアルな服装で入店しようとしていたところ、係員から断られていたようです。
そこで素直に引き下がればいいものを、男性も黙っていませんでした。
「なんだ、この店は。少しくらいいいじゃないか。サービスが悪いな」
女性連れということもあってか、かっこがつかなかったのでしょう。
レストランの係員と不要なやりとりをしていました。
そういうやりとりは、かっこ悪いものです。
フォーマルなレストランでは「ドレスコード」という服装規定を設けています。
ほとんどの場合、カジュアルな服装では入店できません。
フォーマルなレストランでは、きちんとした服装での入店は、もはや当たり前です。
注意書きがないから、注意しなくていいわけではありません。
暗黙の了解のため、店の前に注意書きなどを出さないレストランが多いのです。
カジュアルなレストランなら普段着でもいいのですが、フォーマルなレストランでは服装にも気を配るようにしましょう。
男性なら「ネクタイ」「ジャケット」「革靴」。
女性なら「ヒール」「フォーマルドレス」。
色は、派手すぎず、全体的に落ち着いたものがいいでしょう。
ふさわしい服装で入店しましょう。