執筆者:水口貴博

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

6

フォーマルなレストランで目撃した、とある光景。

フォーマルなレストランで目撃した、とある光景。 | 給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

とあるレストランでの話です。

女性連れの中年男性客が、レストランの入り口付近でめていました。

「当店ではドレスコードを設けております。申し訳ございませんがお客さまの服装では……」

どうやらカジュアルな服装で入店しようとしていたところ、係員から断られていたようです。

そこで素直に引き下がればいいものを、男性も黙っていませんでした。

「なんだ、この店は。少しくらいいいじゃないか。サービスが悪いな」

女性連れということもあってか、かっこがつかなかったのでしょう。

レストランの係員と不要なやりとりをしていました。

そういうやりとりは、かっこ悪いものです。

フォーマルなレストランでは「ドレスコード」という服装規定を設けています。

ほとんどの場合、カジュアルな服装では入店できません。

フォーマルなレストランでは、きちんとした服装での入店は、もはや当たり前です。

注意書きがないから、注意しなくていいわけではありません。

暗黙の了解のため、店の前に注意書きなどを出さないレストランが多いのです。

カジュアルなレストランなら普段着でもいいのですが、フォーマルなレストランでは服装にも気を配るようにしましょう。

男性なら「ネクタイ」「ジャケット」「革靴」。

女性なら「ヒール」「フォーマルドレス」。

色は、派手すぎず、全体的に落ち着いたものがいいでしょう。

ふさわしい服装で入店しましょう。

給仕や料理人に喜ばれるテーブルマナー(6)
  • フォーマルなレストランには、フォーマルな服装で入店する。
やむなく先に食べなければいけない状況で、しなければいけないこと。

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

  1. レストランの当日予約は、できるだけ控えること。
  2. 刺そうにも刺せず、すくうにもすくえない。
    グリーンピースの上手な食べ方。
  3. 読み終わったコースのメニュー表は、広げたままテーブルに置かない。
  4. 食事の場で、化粧直しをしてはいけない。
  5. フォーマルなレストランに、塩やコショウが置いていない理由。
  6. フォーマルなレストランで目撃した、とある光景。
  7. やむなく先に食べなければいけない状況で、しなければいけないこと。
  8. 客層は、レストランの本質を映し出す鏡だ。
  9. どんなにおいしいワインも、適量を超えると、味がわからなくなる。
  10. 給仕やソムリエの質は、料理以上に引かれる魅力になる。
  11. 髪の毛を触りながら食事をする人の、本当の問題点。
  12. パスタは本来、フォークのみで食べるもの。
  13. サラダの上手な食べ方。
  14. テーブルマナーの達人は、時計を外してから食事をする。
  15. 困ったときは、自分で判断したり行動したりしない。
  16. 緊張するところではない。
    ただ慣れていないだけ。
  17. レストランは、品性を磨くための学校だ。
  18. メニューを見て、3分以上迷わない。
    一瞬の判断は、運命の出会いと同じだ。
  19. フォーマルなレストランで、1人で食事ができるなら、何でもできるはずだ。
  20. 失敗は、表情で決まる。
  21. テーブルマナーは、手品と同じだ。
  22. 一皿ずつ出てくるコース料理に込められた、3つの深い意味。
  23. 美しいマナーによって、相手を魅了させる。
    口説きと同じだ。
  24. ワインは、グラスの持ち方を変えるだけで、味が変わる。
  25. ソムリエは「おすすめはありますか」という一言で、やる気を出し始める。
  26. おごってくれようとする人に対して頑固に断り続けるのは、逆に失礼だ。
  27. レストランのフルコースで、中座するときのベストタイミング。
  28. ワインの予算を、声に出さずに伝える方法。
  29. テーブルマナーを身につけるのは、ブランド品を身につけるのと同じ。
  30. テーブルマナーとは、命を捧げてくれる動植物に対する、最低限のマナー。

同じカテゴリーの作品

2:02

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION