執筆者:水口貴博

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

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読み終わったコースのメニュー表は、広げたままテーブルに置かない。

読み終わったコースのメニュー表は、広げたままテーブルに置かない。 | 給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

結婚式やパーティーなどで案内された席に着くと、テーブルの上に、コースのメニュー表が置かれている場合があります。

「何だろう」と思ってみてみると、手のひらサイズの小さなメニュー表です。

結婚式やパーティーなどでは出てくる料理が決まっているので、よく見かけます。

「へえ。これからこういう料理が出てくるのか。楽しみだ」

メニューに書かれた料理を見ながら、わくわくしてきますね。

さて、このメニュー表についてです。

読み終わった後、どうしていますか。

多くの場合、無造作に広げたまま、テーブルの上に置いている人が多いのではないでしょうか。

広げたままのほうが、メニューが見やすいことでしょう。

しかし、これはあまりよくないマナーです。

広げたまま置いていると、給仕が食事を持ち運ぶとき、邪魔になるからです。

メニュー表は読み終われば、テーブルのワイングラスの向こう側に、立てておくのがスマートです。

ワインに手を延ばす際、邪魔になりません。

こういうささいな気遣いに、給仕は喜びます。

「この人はサーブしている人のことを考えてくれているのだな」と一目置かれるのです。

立て方にも、少しポイントがあります。

2つ折りにしておくのですが、文字が自分側に見えるように置きましょう。

メニューの内容を確認しながら、食事を進めることができます。

給仕や料理人に喜ばれるテーブルマナー(3)
  • メニュー表を読み終えたら、給仕のサーブの邪魔にならないよう、立てておく。
食事の場で、化粧直しをしてはいけない。

給仕や料理人に喜ばれる30のテーブルマナー

  1. レストランの当日予約は、できるだけ控えること。
  2. 刺そうにも刺せず、すくうにもすくえない。
    グリーンピースの上手な食べ方。
  3. 読み終わったコースのメニュー表は、広げたままテーブルに置かない。
  4. 食事の場で、化粧直しをしてはいけない。
  5. フォーマルなレストランに、塩やコショウが置いていない理由。
  6. フォーマルなレストランで目撃した、とある光景。
  7. やむなく先に食べなければいけない状況で、しなければいけないこと。
  8. 客層は、レストランの本質を映し出す鏡だ。
  9. どんなにおいしいワインも、適量を超えると、味がわからなくなる。
  10. 給仕やソムリエの質は、料理以上に引かれる魅力になる。
  11. 髪の毛を触りながら食事をする人の、本当の問題点。
  12. パスタは本来、フォークのみで食べるもの。
  13. サラダの上手な食べ方。
  14. テーブルマナーの達人は、時計を外してから食事をする。
  15. 困ったときは、自分で判断したり行動したりしない。
  16. 緊張するところではない。
    ただ慣れていないだけ。
  17. レストランは、品性を磨くための学校だ。
  18. メニューを見て、3分以上迷わない。
    一瞬の判断は、運命の出会いと同じだ。
  19. フォーマルなレストランで、1人で食事ができるなら、何でもできるはずだ。
  20. 失敗は、表情で決まる。
  21. テーブルマナーは、手品と同じだ。
  22. 一皿ずつ出てくるコース料理に込められた、3つの深い意味。
  23. 美しいマナーによって、相手を魅了させる。
    口説きと同じだ。
  24. ワインは、グラスの持ち方を変えるだけで、味が変わる。
  25. ソムリエは「おすすめはありますか」という一言で、やる気を出し始める。
  26. おごってくれようとする人に対して頑固に断り続けるのは、逆に失礼だ。
  27. レストランのフルコースで、中座するときのベストタイミング。
  28. ワインの予算を、声に出さずに伝える方法。
  29. テーブルマナーを身につけるのは、ブランド品を身につけるのと同じ。
  30. テーブルマナーとは、命を捧げてくれる動植物に対する、最低限のマナー。

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