きちんとしたテーブルマナーを身につけている人に出会うと、その人の過去が見えてきます。
相手がどのような教育を受けてきたのかは、テーブルマナーを見れば、ある程度、察しがつきます。
両親からマナーについて教育を受け、多くの社交場を経験しているというのが、ひしひし伝わってくるのです。
マナーは、自己アピールの手段です。
自分の経歴を、マナーを通して相手に伝え、理解してもらうためにあります。
マナーを身につけると得をします。
自然とモテるようになります。
ヨーロッパでは、デートのときに必ずレストランへ誘います。
そこで食事をしながら会話を楽しみますが、会話でのアピールだけが目的ではありません。
自分のテーブルマナーを見てもらうために、レストランで食事をするのです。
自分のマナーを見てもらうことで、コミュニケーションでは伝えきれない、自分の過去や育ちを伝え、理解してもらうのが目的です。
テーブルマナーを身につけている人を見ると、きちんとした育ちの人に見えてくるから、不思議です。
信用は、マナーから生まれます。
マナーは、異性を口説いているのと同じなのです。