成功者は「あまり本を読んでいません」と言います。
「たまに読む程度です」
「ときどき読むくらいです」
「ちょっとしか読んでいません」
こうした控えめな答えが定番です。
中には「全然読んでいません」という意見が聞かれることも少なくありません。
それは嘘です。
この発言を真に受けてはいけません。
必ずどこかで本を読んでいます。
しかもたくさん本を読んでいるはずです。
「本」という形ではなく「新聞」「雑誌」といった形で、活字に触れている可能性もあります。
本を読んでいるから知識や知恵が身について、仕事がスムーズに進み、成功をすることができたのです。
では、なぜ本をたくさん読んでいるにもかかわらず「あまり本を読んでいない」と答えるのか。
読書以上に「大量の行動」をしているからです。
成功する人には、圧倒的な行動力があります。
不満や愚痴を言う暇はありません。
ぶつぶつ言う暇があれば、まず現実を変えるための具体的な行動に取り組んでいます。
大量の行動に比べれば読書の量は少ないという実感なので「あまり本を読んでいません」という控えめな発言が自然と出ます。
本人としては嘘をついているつもりはありません。
あまりに行動量が多いため、実際は本を読んでいても、あまり実感が湧かないのです。
そう思えるくらいの行動力がなければいけません。
そのくらい圧倒的な行動力が、成功するためのコツです。
もちろん読書も大切ですが、読書をたくさんしていると感じているうちは不十分です。
行動量より読書量のほうが多いと「たくさん本を読んでいる」と実感してしまいます。
あるいは読書ばかりをして肝心の行動をまったくしていなくなります。
行動が足りなければ、なかなか夢へは近づけません。
本はたくさん読んでください。
本を読みつつも、それ以上の行動を心がけましょう。
行動、行動、また行動。
「行動量>読書量」が理想的です。
本を読むことも大切ですが、行動することはもっと大切なのです。