車の購入には、大金が必要です。
100万円の車があるとします。
税込み100万円の車があり、あなたは手持ち100万円があれば、車を購入して運転することができるでしょうか。
正解は「運転できない」です。
100万円あって、100万の車があれば、問題ないと思います。
あなたが考慮し忘れているのは「維持費」です。
100万円の車を買って現金を使い果たしても、肝心のガソリンを買うお金がないので、車を運転することができません。
車を買えば「維持費」がかかることを考慮に入れていますか。
代表的な例で言えば、ガソリンです。
さらに場合によっては、駐車料金も考慮に入れる必要があるでしょう。
ガソリンや駐車料金を考慮すれば、維持費はかなりの金額になります。
お金の素人は、品物の金額しか見ません。
しかし、実際は購入後、維持のためにお金が必要となるため、いつの間にかお金が消えます。
お金の達人は、購入後の維持費まで考慮に入れます。
維持費だけではありません。
商品を処分するときのことまで考えます。
「処分するときには、いくらで売れそうか、売れなければいくら費用がかかりそうか」という計算です。
購入費、維持費、処分費までしっかり計算をしたうえで「安いかどうか」「買うべきかどうか」を判断するのです。