1年の始まりといえば、年賀状です。
年の始まりには身内や友人間で年賀状を送るのが通例になっています。
仕事においても、特に大切なお得意先や取引先には、年賀状を送らないほうが珍しいくらいです。
そんな年賀状でも「損をする年賀状」と「得をする年賀状」の2種類があります。
「プリント印刷だけの年賀状」か「手書きも含まれた年賀状」かの違いです。
文章もすべてプリント印刷にした年賀状を見かけることがあります。
これは損をする年賀状です。
大量に印刷をしていることがわかり、自分のその1人だとわかるからです。
心も気持ちもこもっていない冷たい年賀状は、むしろ相手に失礼になりかねません。
さらにプリント印刷だけの年賀状を取引先に送ると、冷たい印象を与え、仕事に影響することもあります。
「手で書くのが面倒だったのだろうか」
相手をがっかりさせることは、自分が損をします。
そこで大切なのが「手書き」です。
大事なメッセージだけは、下手な字でもいいので、手書きを心がけるようにしましょう。
手書きの文字には、人の心をアナログで表現できる効果があります。
一生懸命に手で書いている姿が思い浮かび、ありがたい気持ちになります。
その温かさが、人間関係や仕事によい影響を及ぼします。
住所氏名などの記載はプリント印刷でもいいですが、せめて大事な文章だけは手で書くようにしましょう。