たった3行でいいのです。
大切な人やお世話になった人には、手紙を書くようにしましょう。
お世話になっている人に手紙を書くと、自分の心がきれいになります。
「ありがとう」という気持ちを表現しているからです。
現代社会ではメールが盛んになっています。
こんな時代だからこそ、手書きの手紙には言い表せない重みがあります。
「○○様へ。いつもありがとう。○○より」
これだけでいいのです。
大切なことは、内容より、気持ちです。
「気にかけてくれている」という気持ちが伝われば、きっと喜ばれます。
「もっとしっかりした文章でないと相手に失礼になる。時間ができれば書く」と言っていると、手紙は一生書けません。
人生は、あっという間に過ぎていきます。
はがきは常に大量に買って、いつでも書けるようにかまえてほしいです。
私は留学時代、母からよく手紙をもらいました。
時間があるときに返事をしようと思っても、なかなか時間ができません。
それ以前に「時間ができたら書く」という姿勢は、相手に失礼です。
手紙をもらったら、返事をする時間はなくても、作らなければいけないのです。
お礼は、一番に優先しましょう。
ありがとうの手紙は、考えてみると、書きたい人がたくさん出てきます。
考えても出てこない人は、いないはずです。
たくさん書く必要はありません。
短くてもいいので、まず手紙を書いてみることです。
短く書くほうが、相手にとっても返事がしやすくなります。
私は手紙を短く書くようになり、ようやく母に手紙を出せるようになりました。
お世話になっている人に手紙を書くと、自分の気持ちが、晴れやかになるのです。