あなたは、失敗の後、そのままにしていませんか。
働く人には、成長する人としない人がいます。
新人の中でも、伸びていく人とそうでない人がわかれてしまうものですが、どこが違うのでしょうか。
入社したばかりですから、仕事はどれもわからないことばかりです。
最初から能力や技術に差があるのではありません。
よく見てみると、その人が失敗したときに、差が出るのです。
仕事では失敗がつきものですが「失敗したときにどう対処するか」によって、成長が大きく変わってきます。
あなたは、どちらのタイプでしょうか。
「失敗は成功の母である」という言葉は、有名です。
みんな知っているにもかかわらず、失敗をそのままにしている人が多く見受けられるのです。
わかっているけど、実際はなかなか行動できないものです。
人間は頭でわかっているだけでは、本当の力を発揮しません。
頭でわかっているうえで、現実の世界において強く意識をすることが大切です。
失敗をしたときには、次からは同じことを繰り返さないことを強く意識することを忘れないようにしましょう。
そのままほうっておくと、また同じ失敗をすることになり、成長がない人になってしまうのです。
新人の中でも、特に成長する人は、失敗したときに同じ失敗をしないように対策を考える人です。
対策を考えるから、失敗を成長に変えることができます。
誰しも苦しむ経験をすれば「同じ経験は二度としたくない」と誓うでしょう。
痛みは存分に味わい、何とかしようという意識を働かせるのです。
痛みを感じないと「何とかしよう」という意識すら出なくなり、対策も考えるはずがありません。