「無礼講」という言葉は「堅苦しい礼儀を抜きにする」という意味です。
会社で行われる宴会では「今日は無礼講で飲もう」という声がよく飛んできます。
職場で飲み会があるときに、よく聞かれる言葉です。
しかし、やはり、いくら先輩に「無礼講になってもいい」といわれても、無礼講になってはいけないのです。
自分の立場を考えず、本当に無礼講で接していると、後で恥ずかしい思いをしますから、十分気をつけましょう。
社会において、無礼講は存在しないと思ってください。
特に新人は、どんなシチュエーションも無礼講はないと思ってほしい。
入社したばかりの人が無礼講になると、悪い雰囲気になるシチュエーションを、私は何度も目にしてきたものです。
そんな私にも失敗があります。
先輩の「無礼講でいこう」という言葉を信じ、立場を無視した発言や行動をして、恥ずかしい思いをしたことがあります。
アルコールが入っているせいもあり、人前で恥ずかしい行動や、発言をしてしまい、今思い出すだけでも恥ずかしい。
アルコールが入っているといえ、仕事抜きの関係にしても、やはり明日になればしらふになって会社で顔を合わせることになります。
先輩の無礼講も「建前上の言葉」であり、実際は無礼講になってはいけないのです。