貯金と節約は、まったく意味が異なります。
貯金は、将来のためのお金の蓄えという意味です。
節約は、できるかぎりお金のかからない方法で実現させる意味です。
20代の若い時期は、貯金に集中する必要はありませんが、節約は必要です。
お金を使う部分と節約する部分を、しっかり区別できているでしょうか。
投資するところは人によってさまざまですが、基本は1つです。
「自分の成長につながる部分すべて」と考えましょう。
料理の腕を磨きたければ、食費にお金を充てます。
教養を身につけたければ、新聞図書費は欠かせません。
映画を通して視野を広げたければ、映画代やレンタルビデオにお金を使います。
一方で、自分の部屋が寝るだけの部屋になっていれば、家賃の安い部屋に引っ越し、出費を抑えます。
食べるものはおなかいっぱいになればよければ、スーパーの大安売りのときに買いだめすると、安上がりになります。
友人は1人で十分という人は、必要のない飲み会へは欠席し、出費を抑えることができるはずです。
自分にとって重要なところと、そうでないところをしっかり区別して、お金を使いましょう。
使うところではしっかり使い、節約すべきところではしっかり出費を抑えることがポイントなのです。