相手が困っているときには、話しかけるよいきっかけです。
お手伝いが欲しいときや、どうすればいいのかわからないときに、あなたが率先して助けてあげればポイントが上がります。
しかし、これには、ささいな欠点があります。
相手が困って助けを求めないかぎり、あなたも求められないということです。
もし、勉強ができる人なら、助けを必要とせず、自分ですべてを片付けてしまいます。
もし、仕事がばりばりできる人なら、他人の力を借りる必要はありません。
では、そんな人に話しかけるきっかけはないのでしょうか。
いいえ、しっかりよい方法があるのです。
逆にあなたが相手を頼ればいいのです。
自分が困って、助けを求めれば、話しかけるよいきっかけになります。
わざとでも、かまいません。
本当は知っているけれど、知らないふりをして「教えてよ」と頼れば、そこからコミュニケーションの糸口をつかめます。
特に男性は、女性の前ではかっこつけたい気持ちがあり、女性になかなか頼ろうとしません。
しかし、心理学から言えば、女性は頼ってくる人と仲良くなる結果が出ています。
必要とされ、母性本能をくすぐられ、相手を助けることで「相手のことに関心があるのでは」とつじつまを合わせようとします。
プライドの高い男性ほど、頼ると自分の評価が下がると思い、女性に頼ろうとしません。
しかし、恋愛から考えると、好きな人ほど頼ったほうがいいのです。
気のある人ほど、頼ったほうがいい。
かっこ悪いと思うかもしれませんが、親しくなるために効果的な方法なのです。