「恋人のどこが好きなのか」という質問があります。
顔、声、性格、笑顔、しぐさ、話し方、服装、清潔感。
恋人の好きなところを挙げていくと、ますますその人のことが好きになりますね。
再認識は大切です。
「私はこの人のこんなところが好きなんだ」と自覚が促されるのです。
これと同じことが趣味にも起こります。
自分の趣味の魅力を挙げると、ますますその趣味が好きになれるのです。
あなたには今、夢中になっている趣味があるでしょう。
突然ですが質問です。
あなたがその趣味が好きな理由は何ですか。
夢中になっているからには、きっと素晴らしい魅力があるはずです。
魅力の数も、1つではなく、いくつもあるに違いありません。
「好きなものは好き」という意見もあるとは思います。
もちろん何となく楽しむのもいいですが、きちんと理由まで考えたことがある人は少ないのではないでしょうか。
ただの暇つぶしの趣味とはいえ、それだけではないはずです。
「好きなものは好き」という理由はごもっともですが、もう少し具体的に考えたい。
夢中になるからには、やはりそれなりの理由があり、魅力があるはずです。
あらためて趣味の魅力について考えてみてください。
頭だけで考えるのではなく、あらためて紙に書き出してみましょう。
文字にして、言語化してみることが大切です。
趣味の魅力は、人によってさまざまです。
たとえば、ランニングが趣味という人の場合、以下のような魅力があるのではないでしょうか。
「気持ちのいい汗をかけるから」
「ストレス解消になるから」
「体を動かすのが好きだから」
「ダイエットになるから」
「ランニングの後のサウナが気持ちいいから」
映画鑑賞が趣味という人の場合なら、以下のような魅力が出てくるでしょうか。
「別の人生を疑似体験できるから」
「知らない世界をのぞき見られるから」
「感動の涙を流せるから」
「リフレッシュになるから」
「自分の人生について考える機会になるから」
推し活が趣味の人の場合、以下のような魅力が出てくるかもしれません。
「元気や癒やしをもらえるから」
「夢と希望が得られるから」
「仕事や日常生活のモチベーションにつながるから」
「現実を忘れられるから」
「友達が増え、人脈が広がるから」
「日常の行動範囲が広がってアクティブになれるから」
「恋愛に近いときめきを味わえるから」
趣味の魅力を明確にしてみると「私がこの趣味にはまっている理由はこれなんだね!」と自覚できます。
何となくやっていた趣味であっても、あらためてきちんと文字にしてみると、新たな発見があるものです。
今の趣味がもっと好きになれるのです。