アパレルショップに行くと、メンズとレディースで分かれています。
名前の通り、メンズは男性向けであり、レディースは女性向けです。
私たちは「男性ならメンズ」「女性ならレディース」と考えがちです。
しかし、これは固定観念です。
ルールで決まっているような感じがしますが、そうではありません。
メンズ・レディースは、それぞれに明確な違いがあるわけではなく、あくまで体型に合わせたおすすめのサイズにすぎません。
衣類についているタグをチェックしてみてください。
サイズ表記やブランド表記はあっても、メンズ・レディースという表記はありません。
メンズ・レディースは目安です。
ファッションの幅を広げるなら、メンズ・レディースにこだわらないことが大切です。
男性でも、レディースでお気に入りの服を見つけることがあるでしょう。
レディースは、メンズより素材やデザインにこだわっているケースがよく見受けられます。
女性でも、メンズで着心地のいい服を見つけることがあるでしょう。
だぼっとした格好が好きな人なら、レディースよりメンズのほうが好みの服を見つけやすいはずです。
メンズにはないデザインがレディースにあったり、レディースにはないデザインがメンズにあったりするのはよくあることです。
「男性がレディースを着るのは変かな」「女性がメンズを着るのは変かな」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。
メンズもレディースも、あくまで体型に合わせたおすすめのサイズにすぎないので、サイズさえ合っていれば自由に着られます。
たとえサイズが合っていなくても、自分が納得しているなら良いのです。
メンズ・レディースという枠を取り払うと、ファッションセンスが研ぎ澄まされます。
選択肢の幅がぐっと広がるぶんだけ、おしゃれの幅もぐっと広がるのです。