見栄を張るために頑張っている人がいます。
他人から立派に見えるよう、高級なものを持ったり、派手な暮らしをしていたりです。
時には自慢話に花を咲かせることもあるかもしれません。
周りから認められるのは気持ちがいいもの。
承認欲求が満たされ、自分の評価が上がったように感じる人もいるでしょう。
しかし、どんなに見栄を張ったところで、それが好きなことでなければ意味がありません。
偽りの自分を見せているにすぎない。
「本当の自分」から逸脱していては、幸せとは呼べないのです。
見栄を張るのを頑張るあまり、好きなことができないでいる人がいます。
見栄を張ることには多大なリソースが必要です。
お金も時間も労力もかかり、しかも際限がありません。
一度見栄を張り始めると、イメージ維持のため固定費が底上げされ、余計な出費がかかります。
見栄を張れば張るほど、どんどん貴重なリソースが失われていきます。
見栄を張るために頑張っていると、そこに多くのリソースが費やされるため、好きなことができなくなるのです。
見栄を張ることに頑張る自分がいれば、いま一度立ち止まって考えることです。
いま一度、自分に問いかけてください。
「自分がやりたいのは、見栄を張ることか、好きなことをすることか」と。
好きなことができないのは、余計な見栄を張っているからです。
貴重なリソースを見栄のために消費することほど愚かなことはありません。
好きなことができていれば、周りから褒められなくてもいいはずです。
両方を手に入れたい人もいるかもしれませんが、それは欲張りというもの。
見栄のために頑張っていることがあれば、それは本当に必要なことなのか、一度考え直してみてください。
見栄を張ることが、それほどまで優先させる必要があるのか。
自分の愚かな行動に気づいたら、今すぐ見栄を張るのをやめましょう。
見栄を張るのをやめ、身の丈に合った生活を心がけましょう。
見栄を張るのをやめれば、時間・お金・労力などのリソースに余裕が生まれ、好きなことができるようになります。
急に雰囲気が変わって周りから驚かれるかもしれませんが「今まで見栄を張っていました」と一言言えば済むことです。
周りからのイメージが下がったとしても、自分の好きなことができれば幸せです。
見栄を張るのをやめると、本当の自分を取り戻せます。
限りあるリソースは好きなことに集中させましょう。
これが一番幸せなのです。