「これは私にとって好きなことなのだろうか。嫌いなことなのだろうか」
好き嫌いが判断しにくいときはありませんか。
好き嫌いの感覚は自分のことなので、迷わずすぐわかりそうですが、実際はわかりにくいときも多い。
疲れていたり心が曇っていたりするとき、なかなかスムーズに判断できないときがあるもの。
もやもやした感情があって、なかなか好き嫌いの見分けにくいときがあるでしょう。
「自分のことなのにわからない」という現象は、ときどきあることです。
しかし、ちょっと視点を変えると、好き嫌いの区別がわかりやすくなります。
それに取り組むとき、早く終わらせようとするか、長く続けようとするかの違いです。
嫌いなことは、早く終わらせようとするのが特徴です。
嫌いな仕事、嫌いな勉強、嫌いなイベントなど、嫌いなことは1分1秒でも早く終わらせようとするでしょう。
嫌いなことはストレスや抵抗感があるため、自然と早く終わらせようとする姿勢になるのです。
一方、好きなことの場合はこの逆です。
できるだけ長く続けようとします。
1分1秒でも長く触れ続けようとします。
好きなゲームであれば、できるだけ長くプレイしたいと思うでしょう。
好きな仕事であれば、できるだけ長く働きたいと思うでしょう。
好きな勉強であれば、できるだけ長く学び続けたいと思うでしょう。
好きなことには、楽しみや喜び、癒やしや快感があるからです。
疲れはあっても、気持ちのいい疲労感であり、一晩寝ればすぐ回復します。
自分の好き嫌いに迷うことがあれば、この基準を目安に判断してください。
自分の本音が見えてくるのです。