執筆者:水口貴博

お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

11

注文した料理が写真の盛り付けと大幅に違っていたら、きちんと指摘したほうがいい。

注文した料理が写真の盛り付けと大幅に違っていたら、きちんと指摘したほうがいい。 | お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

レストランに入ってメニューを見ていたところ、おいしそうな料理を見つけました。

盛り付けが豪華でボリュームもたっぷり。

「食べてみたい!」と思って注文しました。

ところが運ばれてきた料理を見ると、メニューに載っている写真と大幅に違っていました。

たしかに料理は合っているのですが、盛り付けが大幅に違っているのです。

こんなとき、あなたならどうしますか。

盛り付けが少し違う程度ならいいのです。

季節によって旬の食材が変更されるのはよくあることです。

作る人によって盛り付けの量やパターンが少し異なることもあるでしょう。

ちょっと盛り付けが違う程度であれば、寛大になる必要はあるでしょう。

しかし、あるべき具材がないなど、メニューの写真と大幅に違った盛り付けのときは、やはりきちんと指摘するのがベターです。

そこで恥ずかしがってはいけません。

明らかにお店側のミスです。

故意とは限らず、単なる不注意かもしれません。

入ったばかりのアルバイトの人がいて、必要な手順をスキップしたのかもしれません。

さまざまな事情が考えられますが、だからといって限度を超えたものを黙っているわけにはいきません。

「けちくさいかな」「うるさい客と思われないかな」と不安になる必要はありません。

わざわざ指摘するのが面倒に思うかもしれませんが、そこで黙って放置していると、自分が損をするだけではありません。

ほかのお客さんが同じ料理を注文したとき、同じように全然違った盛り付けで驚かされるでしょう。

指摘しにくいかもしれませんが、指摘すべきときにはきちんと指摘することです。

これは正当なクレームです。

お店にとっても不注意に気づけるチャンスなので歓迎です。

ただし「言い方」に注意してください。

乱暴な言葉遣いは避け、丁寧な言葉遣いで伝えるようにしましょう。

「私の勘違いであれば申し訳ないのですが」というクッション言葉から始めれば、とげがありません。

あなたが伝えることで、お店側も問題に気づくチャンスや改善のチャンスが得られます。

できれば口をつける前に指摘したほうがいいでしょう。

料理が運ばれてきた瞬間に気づいたら、その場で指摘するのがベストです。

お店から好かれる良いお客さんになる方法(11)
  • 注文した料理が写真の盛り付けと大幅に違っていたら、きちんと指摘して、お店の人に伝える。
何も買わずに、お店から出るときのマナー。

お店から好かれる良いお客さんになる30の方法

  1. 感じのいい店員さんを求める前に、感じのいいお客さんになっているか。
  2. お店の名前を覚えると、店長と仲良くなれる。
  3. なかなか予約が取れないお店に文句を言ってはいけない。
    正真正銘の人気店を知れてラッキーと考えよう。
  4. お店の出入り口で立ち止まるのはよくない。
  5. 「並んでますか」と聞かれて、むっとしてはいけない。
    自分の中途半端な並び方を見直す機会にしよう。
  6. きちんと傘袋を使う人が、お店から好かれる良いお客さん。
  7. 外国人従業員にむっとするのは失礼。
    きちんと敬意と感謝の気持ちを持つことが大切。
  8. 注文確認の復唱にきちんと耳を傾けるお客さんは、店員さんから好かれる。
  9. お店の人が会計伝票を置く前に、料理を食べ始めないこと。
  10. コーヒーを注文してアイスコーヒーが出てきたら、自分の責任。
  11. 注文した料理が写真の盛り付けと大幅に違っていたら、きちんと指摘したほうがいい。
  12. 何も買わずに、お店から出るときのマナー。
  13. 足を組むのはいい。
    足の裏を見せるのがいけない。
  14. 店員さんがお皿を下げてくれるとき、感謝の言葉を伝えよう。
  15. 友人のお店だからといって、特別サービスを要求していないか。
  16. くっつけたテーブルは、店を出るとき、元に戻そう。
  17. 会計伝票の争奪戦をしていないか。
    食事の場で会計伝票の奪い合いをすることほど、見苦しいことはない。
  18. レジでの雑談が、後ろに並んでいる人の邪魔になっていないか。
  19. 値切ることは、失礼かつ恥ずかしい行為。
    値切るするくらいなら、おまけをお願いするほうがいい。
  20. 新人さんの不手際にむっとしてはいけない。
    心を大にして、優しい気持ちで接しよう。
  21. タイムセールだからといって、無理に買う必要はない。
  22. 金属製の呼び出しベルは、優しく鳴らそう。
  23. 店員さんに「ありがとう」と言ってはいけない。
  24. 「厨房の方にも『おいしかった』とお伝えください」。
  25. 書店で手に取った本は、きちんと元の位置に戻す。
  26. 長時間の立ち読みは非常識。
    万引犯と同じと思われても仕方ない。
  27. きちんとスーツに着替えてから来るお客さんが、高級ブランドショップに好かれる。
  28. レンタル品だからといって、雑に扱わない。
  29. アンケートは、言葉だけと思っていないか。
    イラストを添えると、もっと喜ばれる。
  30. 店員さんに案内されて買った服があれば、後日感想を伝えよう。

同じカテゴリーの作品

3:06

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION