日常では時折、食欲不振に陥ることがあります。
「食欲がない」
「食べたいと思わない」
「何も口に入れたくない」
体調が悪くて食欲が湧かないこともあるでしょう。
ショックなことがあって食欲がないこともあるでしょう。
そういうときは、おいしそうなものを見ても、おいしそうに思えません。
いつもなら反射的に出るはずのよだれも出てきません。
何も口に入れたくないことがあるでしょう。
胃や腸が活動停止になっているような感覚です。
不思議と食欲がなくて、自分でも驚くことがあるものです。
食べたくないときはどうするか。
食べたくないときは、食べなくていいのです。
当たり前のことを当たり前にするだけです。
無理やり食べたところでおいしくありません。
嫌々食べることになってストレスを感じます。
無理に食べたところでおいしさが感じられません。
食を楽しむこともできなければ、食に感動することもできません。
食に感謝しようにもできません。
無理やり食べると、かえって嫌いになってしまうかもしれません。
食べたくないとき無理やり食べたところで、いいことはありません。
食べたくないときは食べなくていいのです。
一時的な食欲不振はよくあること。
自分の感覚には素直に従いましょう。
食べたくないという自分を認めてください。
人間は食べないと生きていけない生き物です。
しばらくたてば、普段の食欲が戻ってきます。
そこで、食べない自分を責めないことです。
「どうして食欲がないのだろう」
「食欲ないのは悪いことだ」
「どうして食べることができないの?」
自分を責めるのはよくありません。
自己嫌悪に陥ってしまい、食欲不振が長引いてしまいます。
一時的な食欲不振はさほど問題ありませんが、あまり長引くと健康によくありません。
自分に対して素直になることです。
悪いことではありません。
ちょっと何かの調子が悪いだけです。
注意したいのは「長期化」です。
一時的な食欲不振はよくあることであり、長期化さえしなければ、普通のこととして受け入れてください。
食べたくないときは、一食分スキップすればいいでしょう。
それ以上でもそれ以下でもありません。
食事をしない自分を、責めたり叱ったりしないでください。
そういうときもあります。
食べたくないときがあるのは普通のことです。