公開日:2020年2月29日
執筆者:水口貴博

食べることを楽しむ30の方法

  • 食欲が湧いたから食べるのではない。
    食べるから食欲が湧く。
食べることを楽しむ30の方法

食欲が湧いたから食べるのではない。
食べるから食欲が湧く。

「食欲があるから食べる」
「食欲がないから食べない」
もちろんそれはそれでいいのです。

おいしいものを食べた人が幸せになるのではない。
おいしく味わった人が幸せになる。

食の幸せを感じるのは、どんなときでしょうか。
まず思い浮かぶのは「おいしいものを食べている場面」ではないでしょうか。
おいしい料理、話題の人気スイーツ、高級レストランのフルコース。

忙しくて外食できないときは、生活の中に組み込めばいい。

忙しくて外食する時間がない人もいるでしょう。
外食をするにはまとまった時間が必要と思われます。
たしかに入店して食事を楽しみ、お会計を済ませるまでには、ある程度の時間がかかります。

食べたいものから食べよう。
後回しにしていると、ろくなことにならない。

世の中には「おいしく食べる順番」というものが存在します。
たとえば、お寿司の場合です。
まず脂が乗っていない淡泊な白身から食べ、それから脂が乗った赤身のものを食べるのがよいとされています。

なぜ「おいしそう」と思うだけで、おいしく感じやすくなるのか。

よりおいしく食事を味わいたいなら、食べる前に「おいしそう」と思ってください。
ふざけて思うのではありません。
心から本気で思うことが大切です。

高級なものが贅沢ぜいたくな食事とは限らない。
贅沢は「値段」ではなく「満足感」で決まる。

贅沢を「値段」で決めないことです。
「贅沢な食事」と聞けば、すぐ「高級料理」を思い浮かべる人がいます。
たしかに高級レストランで高級料理をいただけば、リッチな気分を味わえ、贅沢に感じるでしょう。

料理の写真を撮る人は多くても、食べている写真を撮る人は少ない。

おいしそうな料理が出てきたとき、写真を撮る人もいるでしょう。
おいしそうな料理の写真は「絵」になります。
きれいに盛り付けされた料理は、見栄えがよくて美しいので写真に残したくなるものです。

食事をいただくときは、まず外観を楽しもう。

いきなり食べ始めません。
いきなり食べ始めるのも悪くありませんが、少し落ち着きが足りません。
食事をいただくときは、まず外観を楽しみましょう。

たくさん食を楽しみたいなら、たくさん体を動かすこと。

たくさん食を楽しみたいなら、やっておきたいことがあります。
まずたくさん体を動かしましょう。
先にカロリーを消費しておくことで空腹感が増し、おなかがぺこぺこになります。

「ご飯少なめ」は恥ずかしいことなのか。

丼ものや定食ものでは「ご飯少なめ」でお願いすることができます。
基本的にどの飲食店でも、一言言えば快く対応してくれるはずです。
「ご飯の普通盛りはちょっと厳しいかな。食べきれないかもしれない」

小食にコンプレックスを持つ必要はない。

小食にコンプレックスを持つ人がいます。
「私は小食だから食の楽しみが少ない」
「人付き合いに支障が出る」

歯を大切にしてしすぎることはない。
おいしく食事を楽しめるのは、健康な歯があってこそ。

歯を大切にしましょう。
食生活を豊かにするためには、最初に健康的な歯であることが大切です。
歯磨きがおろそかになっていると、虫歯や歯周病の原因になります。

甘いものに興味がないふりをしないでください。

甘いものに興味があるのに、ないふりをしている人がいます。
「甘いものは好きですか」と聞かれても「普通です」「ときどき食べる程度です」と答える。
正直に答えればいいところですが、人によって印象を気にすることがあるようです。

なぜたくさん食べても太らない人がいるのか。

たくさん食べているのに太らない人がいます。
毎日3回の食事をがっつり食べています。
午後にはおやつも欠かさずぱくぱく食べています。

「味音痴」と思ったら、濃い味付けをやめてみる。

「食べても味を感じにくい」
「味の微妙な違いを区別するのが苦手」
「普通の食事では、味が物足りなく感じる」

お箸の正しい持ち方ができていますか。

お箸の持ち方を振り返ってみてください。
正しい持ち方ができていますか。
ときどきお箸の持ち方がおかしな人がいます。

組み合わせの数だけ、食の楽しみもある。

食の楽しみ方は、組み合わせで決まります。
ライスならライス単品で食べるのもいいですが、これにほかのメニューを加えます。
組み合わせて一緒に食べると、組み合わせの数だけバリエーションが生まれ、味わいも増えます。

あなたは食のレポーター。
コメントしながら食べてみよう。

テレビでレポーターがコメントを述べながら食べるシーンを見かけることがあります。
視聴者に向かって言います。
「わあ、おいしそうな料理が出てきました」

食事中のときくらい、カロリーのことは忘れてください。

ダイエットをしている人が一番気にすることといえば「カロリー」です。
カロリーを取り過ぎると脂肪がついて太ってしまいます。
肥満は健康の大敵であり、生活習慣病の要因になります。

食事を取らないことが、ミスを増やす原因。
きちんと食事を取るだけで、ミスが大幅に減る。

「私はよく仕事でミスをする」
「1日1回は、何らかのミスをする」
「どうしてミスをしたのか自分でもわからない」

食事中にため息をつくのは、マナー違反。

ときどき食事中にため息をついている人がいます。
「はあ~」
「ふう~」

飲食店や高級レストランに詳しくないからといって、焦る必要はない。

モテるためにお店の勉強をする人がいます。
「人気者になるには、いろいろな飲食店に詳しくならなければいけない」
「デートを成功させるには、高級レストランを知っておかなければいけない」

うっかりまずいものを口にしたとき、飲み込むか吐き出すか。
それが問題だ。

うっかりまずいものを口にすることがあります。
まずいとわかっていればあらかじめ避けられますが、どうすることもできないこともあります。
特に初めて食べるものは、実際に食べてみないと味がわかりません。

便秘になっていると、スムーズに食を楽しめない。

スムーズな食を妨げる、ひそかな大敵がいます。
それは「便秘」です。
便秘と聞いて「自分のこと?」とどきっとしている人もいるのではないでしょうか。

食べることで、楽しめるようになる。

食べないと、楽しめません。
仕事も趣味も人間関係も楽しめません。
日常全体を楽しめません。

苦手な食べ物も、本気でおいしいと思い込んで食べてみよう。
奇跡が起こるかもしれない。

食生活に奇跡を起こすポイントは「苦手な食べ物」にあります。
あなたの苦手な食べ物は何ですか。
独特の味や食感があって抵抗を感じる食べ物があるでしょう。

デスクで食事を取る際、ちょっと華やかな雰囲気を演出する工夫とは。

職場のデスクで食事を取ることがあるでしょう。
仕事が立て込んでいてデスクから離れられないこともあるでしょう。
わざわざ食堂に行くのがおっくうということもあるかもしれません。

食後の余韻を長持ちさせるコツは「思い出すこと」にある。

素晴らしい料理を楽しんだ後は、心地よい余韻を楽しめます。
食の感動が、心の中をこだましているかのようです。
食べ終わったにもかかわらず、口の中にまだ味が残っているようです。

その食べ物は、あなたに食べてもらうのを待っている。
だからあなたは、それを食べる。

あなたの目の前には、どんな食べ物がありますか。
平凡な食事かもしれません。
栄養いっぱいの野菜かもしれません。

私たちは「空腹感との出会いと別れ」を繰り返している。

食欲は面白い。
たくさん食べておなかに詰め込むと、満腹になります。
「本当におなかいっぱいで本当にもう食べられない」という状態になります。

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