食の楽しみ方は、組み合わせで決まります。
ライスならライス単品で食べるのもいいですが、これにほかのメニューを加えます。
組み合わせて一緒に食べると、組み合わせの数だけバリエーションが生まれ、味わいも増えます。
たとえば、ライスとギョーザです。
「ライスだけ」「ギョーザだけ」という単品で食べるのもいいですが、一緒に食べるのも素晴らしい。
味わいの幅が広がって、食の可能性を引き出し、もっとおいしく楽しめるでしょう。
「ご飯とお味噌汁」「パンとシチュー」「チャーハンとスープ」などは定番ですね。
そのほか「豆腐とサラダ」「お茶漬けとお漬物」「そばと刺し身」など、いろんな組み合わせを楽しんでみるといいでしょう。
組み合わせの分だけ、食のバリエーションが増えます。
「卵かけご飯」「とんかつカレー」「サンドイッチ」のように、組み合わせたものが単品扱いになっているケースもあります。
「チョコレートと枝豆」のようにユニークな組み合わせを楽しんでみるのもいいでしょう。
「刺し身とフランスパン」という和洋折衷の組み合わせにチャレンジしてみるのもおすすめです。
新しい融合によって面白い味わいになるでしょう。
いろいろな組み合わせを楽しむことで、いろいろな味を楽しめます。
あなたの好きなだけ組み合わせることができます。
これが食の豊かさです。
組み合わせによって変な味になることもありますが、ご愛嬌です。
組み合わせることは栄養面でメリットがあります。
単品だけでは栄養が偏りますが、組み合わせた食べ方をすることで、品目数が増えることになります。
食の偏りを防ぎ、さまざまな栄養を摂取できて、栄養バランスが整います。
そのほか、消化促進や栄養吸収の面でメリットになることもあります。
たとえば、ビールと枝豆です。
枝豆には、完熟した大豆にはあまり含まれていない「メチオニン」と呼ばれるアミノ酸が含まれています。
メチオニンは、アルコールの分解を促したり肝臓にたまった脂肪を分解したりする役目を果たし、悪酔いや二日酔いを防ぐ効果が期待できます。
また枝豆には食物繊維も豊富に含まれているため、血糖値の上昇を抑える働きもあり、肥満の抑止につながります。
食べ物の組み合わせによって相乗効果が生まれ、消化促進や栄養吸収の効率を高めます。
栄養バランスだけでなく、消化や吸収にメリットがあるのなら最高です。
「よし、どんどんいろんな組み合わせを楽しもう!」
さっそくチャレンジといきたいところですが、注意点があります。
組み合わせるなら何でも良いとは限りません。
中には食べ合わせの悪い組み合わせもあります。
これを「合食禁」といいます。
一緒に食べると消化や吸収に悪影響を及ぼすパターンがあるため注意が必要です。
あらかじめネットで調べておくといいでしょう。
普段私たちが口にする食べ物の範囲であれば、合食禁のパターンは限られているため覚えておくといいでしょう。
合食禁の知識は健康知識として有効であるため、あらかじめ知っておいて損はありません。
合食禁にさえ注意すれば、組み合わせの数は無限大です。