「字を書くのが嫌い」
「字を書くのが苦手」
「自分の字が嫌い」
字を書くのを面倒がる人もいるでしょう。
たしかに字を書くと手が疲れます。
手が疲れると、きれいな字を書きにくくなります。
書くスピードも、タイピングに比べて遅い。
手が疲れる上、書くのも遅く、いいことがないように思えます。
自分の字に自信がなければ、字を書く抵抗感も強くなるでしょう。
字を書く機会が減れば、漢字もどんどん書けなくなってしまいます。
しかし、実は簡単な方法で、字を書くのが好きになる方法があります。
お気に入りのボールペンを買えばいいのです。
持つだけで心がうきうき躍るようなボールペンなら何でもかまいません。
高価なボールペンでもかまいませんが、安物のボールペンでもかまいません。
中途半端なお気に入りではなく、とびきりお気に入りのボールペンを持つのがポイントです。
お気に入りのボールペンを新しく買うと、字を書くのが楽しくなります。
お気に入りの服や靴を新しく買うと、外出したくなる心理と同じです。
お気に入りのボールペンを買うと、何か字を書きたくて、体がうずうずし始めます。
とにかく何か字を書きたくなります。
急に自分の名前を書きたくなったり、誰かに手紙を書きたくなったりします。
これだけで、字を書くときの心理的ストレスが半減します。
お気に入りのボールペンなら、自分の書いた字が汚くても、なぜか愛らしく見えてくるから不思議です。
複雑な漢字も、お気に入りのボールペンなら楽しみながら書けます。
メモを取る抵抗感も軽減します。
メモが必要になったら「お気に入りのボールペンを使うタイミング」と思えるので、さっと取り出せます。
お気に入りのボールペンをカバンに入れておけば、お守りの代わりになるでしょう。
ボールペンとお守りの役割を果たせれば、一石二鳥です。
字を書くのが好きだから、お気に入りのボールペンを持つのではありません。
お気に入りのボールペンを持つから、字を書くのが楽しくなるのです。
ITが普及して、ビジネスもプライベートもデジタルが浸透していますが、アナログはまだまだ健在です。
むしろデジタルが広まった今だからこそ、以前よりアナログの価値が向上しています。
手書きの字は、あなたの手が繰り出す芸術。
メモであれ手紙であれ、手書きで書いたものは、すべて芸術作品と言っても過言ではありません。
字を書くのが嫌いな人だからこそ、お気に入りのボールペンを買う価値があります。