読書に、まとまった時間は不要です。
もちろんまとまった時間があればベストですが、細切れの短い時間でも読書はできます。
1日に1時間も必要ありません。
1日たった10分でいいのです。
「1日10分なんて本を読んだことにならない」と思っているあなた。
それは、誤解です。
1日10分とすると、1年で3650分です。
1時間単位に直すと、およそ60時間。
2.5日分という大きな時間になります。
これを10年続けると、600時間になります。
600時間は、およそ25日間に相当します。
1日10分の読書を毎日続けるかどうかで、人生にこれだけ大きな差を生むのです。
どんなに忙しくて余裕がなくても、1日10分くらいなら読書時間を確保できるでしょう。
移動中や休み時間、お風呂上がりや就寝前です。
だらだら読むのではなく、集中して読めば、ますます質を上げることができます。
たとえば、10分間、本気になって本を読めば、かなり読み進めることができます。
集中さえしていれば、内容も頭に入り、しっかり記憶もできるでしょう。
極論を言えば、たった1ページでも読書をしたことになります。
たかが10分、されど10分。
人の差が生まれるのは、小さな習慣です。
「10分なんて読書したことにならない」とばかにする声があっても気にしないことです。
10分をばかにする人は、まとまった時間があっても読書をしません。
1日10分の読書をばかにしないことです。
活字を読む行為は、知識や知恵を吸収する行為です。
活字を読めば読むほど、脳の神経ネットワークが構築され、賢くなります。
本の種類は自由ですが、仕事に関係した実用書なら、仕事力に直結します。
あなたの知的好奇心を刺激することなら、すべて勉強です。
雨の日も風の日もどんな日も、1日10分でいいので毎日読書を続けましょう。
蓄積と継続は、必ず大きな山になります。
1日10分の読書をこつこつ続ける人は、10年後、偉大な成長を遂げています。