私はなにより喧嘩が大嫌いです。
喧嘩ほど嫌いなものはありません。
友人と大喧嘩をするくらいなら、私が誰かに怒鳴られるほうがいい。
喧嘩をしてよいことなんて1つもありません。
勝っても負けても嫌な気分になります。
勝ってしまえば相手と仲が悪くなり、そのまま友人関係にも大きなひびが入ってしまいます。
「悪いことしちゃったな」と思い、罪悪感にさらされます。
だからとはいえ負けてしまっても、いらいらした気持ちが残ってしまいます。
殴り合いになろうものなら、精神的だけでなく肉体的にも傷ついてしまいます。
いずれにせよ勝っても負けてもそれで解決するということはなく、お互いが嫌な気持ちになってしまうのです。
喧嘩ほど嫌な気持ちになる出来事はないのです。
あなたは、喧嘩では勝てばよいと思っているのではないですか。
勝ってしまえば恨まれて、かえって仲を取り戻しにくくなるでしょう。
仲直りという手もありますが、仲直りをするくらいなら最初から喧嘩なんてしなければいいのです。
喧嘩を始めてしまった時点から、何かを失うことが決定的です。
面白くも楽しくもなく、悲しくつらいことばかりなのが、喧嘩です。
私は喧嘩をするくらいなら逃げてしまいます。
喧嘩をして何か貴いものを失うくらいなら、弱いと言われようが、逃げたほうがましです。
そのおかげか、私は殴り合いの喧嘩をしたことがありません。
幼稚園のころに、友人とのささいな喧嘩くらいです。
大人になってからの日常では、したことがありません。
喧嘩なんてしても、どちらに転ぼうが悲しい結果になります。
喧嘩をする以前に「どうすれば未然に喧嘩を防げるか」という点を考えておくほうが大切です。
そもそも喧嘩をしなければいい。
前もって喧嘩を避けたり防いだりできればいいことなのです。