喧嘩と無縁な人は、いつも「譲ること」を心がけています。
常に自分が前へ出るより、他人に譲ることを大切にしている人です。
「自分のことは後回しでもいいから、お先にどうぞ」
そんな人には、好感を持ってしまいます。
自分のことより他人のことを重点的に考えている人は優しさを感じ、道を譲ってくれる人に申し訳ない気持ちさえ生まれます。
譲ることが習慣になっている人に、喧嘩はありません。
というより、できません。
道を率先して譲ってくれると、ぶつかり合うことなんてないからです。
特にアメリカでは、レディーファーストという女性に道を譲ることが1つの文化になっています。
男性だから偉そうに前へ出るのではなく、男性だからこそ女性をエスコートし、大切にする気持ちをレディーファーストで表します。
こうした譲り合いの精神を持っていると人とぶつかることもなくなり、もちろん喧嘩もなくなります。
ぶつかることが喧嘩なら、譲ってしまえばぶつかることはもうなくなってしまうのです。